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誰にも聞こえない  作者: べーすけ
1/1

幼少期1

真っ暗な部屋で一人

私はベッドの上で天井を見つめている。


時刻は24時丁度

外は雨


ザーザーという音が微かに心地よい

秋の夜長


ふとばぁちゃんのことを思い始めた。


ばぁちゃんが施設に入るらしいと母から連絡があったのは今年の春


同じ市内に住む叔父(母の弟)が、祖母と同居している私の母に一言の相談もなく決めたようだ。

ある日、母が家に帰ると祖母の姿はなく

固定電話が捨てられていた。


私が人生で最初に記憶した、実家の電話番号が解約された瞬間だ。



私が産まれた家は普通ではなかった

母、叔父、じぃちゃん、ばぁちゃん、私の5人で一軒家に住んでいた。


ばぁちゃんと母は仲が悪かった。

一概には言えない理由かもしれないが、

聞いた話によると

高校時代やんちゃをして迷惑を掛けた母はバイトで貯めた金を使い自費で専門学校を卒業し、1浪して大学を卒業した弟の学費は全て祖父母が負担したらしい。


その待遇の違いから、私の母は弟を妬み、祖母を恨んでいたようだ



私が幼稚園の年小時代

針仕事をしていた祖母の針入れを

母と祖母が投げ合い、罵声をあげていた。

私は地震のときのように、テーブルの下に入り

耳を塞いでいた。

これが

私の1番古い記憶だ


幼稚園の運動会

親子リレーに私は先生と参加していた。

リレーが終わった後、知らない男性に

僕のパパは何処ですか?

と問いかけていた。

これが2番目の記憶


つづく


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