6話 最高の休日
今日は待ちに待った休日。いつもなら憂鬱な休日だが今日は違う。なぜなら今日は咲と映画を観に行くからだ。
学校の時と同じく家の前で集合する。しかし今日は制服ではなく私服姿の咲がそこにいた。
「おはよー旬くん」
「おはよう!!」
真っ白でシンプルなワンピース。しかしそのシンプルさが咲の魅力を引き出している。可愛い。
「制服じゃない咲も凄くいいと思う」
俺は咲の私服姿に見とれてしまい、無意識に褒めてしまっていた。
「あ、ありがと」
恥ずかしいのだろう、下を向いてモジモジしている。可愛い。
「それじゃあ行こっか」
「…うん!」
咲の私服姿が脳から離れず、このあと見た映画の内容が一切入ってこなかった。
今日は待ちに待った休日。いつもなら憂鬱な休日でも今日は違う。なぜなら今日は旬くんと映画を観に行くからだ。これデートって思ってもいいのかな?
いつも通り家の前で集合する。ドアを開けるとそこには私服姿の旬くんが待っていた。シンプルなTシャツに黒のスボン。しかしそのシンプルさが旬くんの魅力を引き出している。とてもカッコいい。
「おはよー旬くん」
「おはよう!!」
挨拶を交わす。今さらだけど旬くん昔に比べてやっぱり大きくなったな。
私が旬くんに見とれていると旬くんが私に声をかけてきた。
「制服じゃない咲も凄くいいと思う」
一瞬思考が停止した。そして数秒してから物凄く顔が熱くなるのを感じた。
うそ、めちゃくちゃ嬉しい。
「あ、ありがと」
少しオドオドしながらお礼を言う。どうしよう、旬くんの顔が見れなくなってしまった。
「それじゃあ行こっか」
「…うん」
結局そのあとも褒められたことが忘れられず、映画に集中出来なかった。




