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転生はできなかったけど転性はしました  作者: 紅葵
最終章『身も心も…編』
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最終話『ありがとう』

 椿と結婚し、長い月日が流れた。



 椿と結婚をしたその翌年、わたしは子供を出産する。

 黒髪黒瞳の椿似の元気な男の子だった。


 思いの外子育てが大変だったので、次の子供はこの子が少し大きくなってからと決めた。



 長男が六歳となった頃、わたしは双子を出産した。

 どちらも女の子で、先に生まれた長女はわたし似の金髪碧眼の天使のような子だった。

 あとから生まれた次女は、椿似の黒髪黒瞳で、生まれてからすぐにこの子達が二卵性双生児なのだと理解できた。

 何気に二卵性双生児って珍しいよね。


 次女の方だけど、少し成長してから判明したのが、黒髪ではあるんだけど強い光に当たると結構赤く見える黒髪だった。

 多分、わたしの金髪が混じっちゃったんだろうね。


 でも、本人はその髪の色を気に入ってたので良かったとは思う。



 お婆ちゃんは、わたしと椿の子供、つまり自分のひ孫を本当に可愛がっていた。

 沢山甘やかせてしまうものだから、わたしはつい「あんまり甘やかせないでください」って言ってしまうほどに。

 すると、お婆ちゃんは「なんじゃ、ワシの息子みたいな事言いおって」って苦笑をしていた。



 結婚式のあとから、椿の両親とも交流を取るようになった。

 他県に引っ越していたので会う頻度はそこまで多くはないけれど、それでも年に二回は顔を見せに行っている。

 椿の両親も、自分達の孫の事を本当に可愛がっていた。


 毎年少しずつ成長していく孫の姿を見て、椿の両親は。

「あの時、花蓮さんの説得にも耳を傾けてなかったら、私達は孫の成長を見る事はできなかったんだろうな…」

 と、お婆ちゃんが自分達を探し出して説得してくれていた事を感謝していた。



 そして、わたしの…『俺』の両親にも、わたしは何度も顔を見せに、遊びに行っていた。

 勿論、子供達を連れて行って。


 本当は、あなたたちの孫ですよって伝えたい。けれど、それはできない。

 でも、わたしはお父さんとお母さんにわたしの子供の…孫の成長する姿を見せてあげたかったのだ。


 お父さんもお母さんも、わたしが遊びに来るたびに歓迎してくれた。

 もちろん、わたしの義妹も歓迎してくれていた。



 そうして、穏やかで幸せな日常は流れていく。

 今、こうしてわたしが幸せなのも全て…………。



◇◆◇◆◇



 子供達も大きく成長して、いつも通りの朝を迎えたある日の事だった。


 いつものように皆の分の朝食を作り、リビングのテーブルの上に並べていく。

 そして、躾けたわけではないが、早寝早起きが徹底されているうちの家族は、皆毎日ほぼ同じ時間にリビングに集まってくる。


 ただ、この日はいつもと少し違った。


「ママ、おばあちゃんは?」

 普段であれば、すでにお婆ちゃんが席に座ってゆったりと紅茶を飲んでいる時間にも関わらず、お婆ちゃんがまだリビングに顔を出していない事に次女が首を傾げていた。


「まだ寝てるのかな?皆、先に食べちゃってて、ママが呼んでくるから」

 わたしはお婆ちゃんを呼びにリビングを出る。


 そうして向かったお婆ちゃんの私室。

 普段、わたしはあまりお婆ちゃんの部屋を出入りする事はない。

 お婆ちゃんは自分の部屋は自分で掃除するタイプだし、研究所の物を持ち込んでいる事もあるので、わたしが勝手に触れる事ができない物が多いのだ。


 わたしはお婆ちゃんの部屋のドアをノックする。

「お婆ちゃん、朝ごはんできましたよ。皆ももう集まってて先に食べてもらってるよ」

 しかし返事もないし物音すら返ってこない。


 もう一度ノックをして同じように声をかけるが、やはり返事はない。

 部屋にいないのだろうか?


 もしかしたらトイレとかにいるかもしれないが、わたしはとりあえずお婆ちゃんがノックや声に気付かない程熟睡しているのかもしれないと思って、お婆ちゃんの部屋のドアを開ける。

 そしてそこで見た光景は…。


「!!? お婆ちゃん!?」


 床にお婆ちゃんがうつ伏せの姿勢で倒れていた。

 わたしはすぐに駆け寄って声をかける。


「お婆ちゃん!お婆ちゃん!しっかりして!」

 しかし、お婆ちゃんからは返事はない。


「あぁ…っ!あなた!!お婆ちゃんが!お婆ちゃんが!!」

 わたしは夫である椿を大きな声で呼ぶ。

 気が動転していて、どうすれば良いか自分では判断できなかったからだ。


 すぐに、椿が走ってやってくる。子供達も何事かと一緒にやってきた。

「どうした!?……花蓮婆ちゃん!!?」

 部屋に駆け込んできた椿が、目に飛び込んできた光景を見てわたしと同じような行動を取る。

 少し違ったのは、お婆ちゃんに意識があるか確認しながら、脈があるかどうかも確認していた事だった。


 そして、子供達三人はドアの外でその光景を不安そうに見つめていた。


「脈はある…っ!母さん!すぐに救急車を!」

 椿はすぐに適切な判断を下し、わたしはその椿の判断に従う。

 でも、やっぱり気が動転していたのか、ポケットにスマホを持っていたにも関わらず、家の固定電話まで走って向かっていた。



 すぐに救急車が家にやってきて、お婆ちゃんは緊急搬送される。

 椿は会社に電話を入れ、仕事を休み、子供達の学校にも連絡を入れて子供達にも学校を休ませて一緒に病院へと向かった。



 運ばれた病院は、かつてわたしがリリーとして目覚めた総合病院だった。

 わたし自身にも何人か知り合いがいるし、ここの病院にはお婆ちゃんの知り合いだらけなので、お婆ちゃんが搬送されてきた時には医師達はとても驚いていた。


 お婆ちゃんが搬送された時、あまり驚いていない医師が一人いた。

 その医師から、わたしと椿は衝撃の事実を聞かされる。


「実は、花蓮さんはもうあまり長くはありません…」

 告げられたその言葉に、わたしは意識を失いかける。

 椿が支えてくれていなかったらきっと床に倒れこんでいただろう。


 それから説明されたのは、お婆ちゃんがもう何度も診察をしてもらいに顔を出していたという事実である。

 お婆ちゃんは、自分の死期を悟っていた。

 徐々に体が悪くなっていってるのを感じ、それをわたし達に悟られない為に痛み止めや他の薬を多様服用していたのだという。


 つい一昨日の話だそうだが、お婆ちゃんは帰り際にこう漏らしていたりもしたそうだ。

「ワシの寿命も、もってあと一週間じゃろうな…」

 その話を医師から聞かされた時、わたしはお婆ちゃんの容体に何も気付けなかった自分が愚かだと感じてしまう。


「大丈夫。母さんは…リリーは何も悪くないよ」

「でも、家族なのに…いつも一緒にいたのに…気付かないなんて…」


 椿が慰めてくれたが、あれだけ毎日一緒にいたのに、その変化に気付かない自分が嫌でしょうがなくなる。



「子供達には何て説明しようか…」

「………」


 診察室を出て、子供達が待つ待合室に向かう途中で椿がそう呟くが、わたしは何も気の利いた言葉は思い浮かばなかった。


「あの子達も、花蓮婆ちゃんの事が大好きだからな…正直に言うべきか…それとも…」

「………」


 結局、椿は子供達に「大丈夫、すぐに元気になるよ」と、すぐにバレる嘘をついて子供達を安心させようとしていた。


 しばらくして、お婆ちゃんが寝かされている病室へと案内される。

 そこは、かつてわたしが目覚めた病室でもあった。

 そこで、今度はお婆ちゃんが点滴の管を付けて眠りについていた。



 それからはとても時間の流れが遅く感じた。



 一日が過ぎてもお婆ちゃんは目を覚まさなかった。

 その一日がとてつもなく長く感じられた。

 体感ではもう十日は経ったのではないかと錯覚を感じてしまうほどに。


 次の日、椿は会社に出社、子供達も学校に通う。

 子供達には、お婆ちゃんの容体が変化した時にすぐに連絡が取れるように、先生に授業中でも携帯電話の電源を入れたまま所持させてもらうように許可を得るようにしていた。


 わたしは、そのまま病院に泊まりこんでお婆ちゃんの傍にいた。



 更に一日が過ぎた。


 もう、お婆ちゃんはこのまま目を覚まさないのではないかという不安に襲われ、わたしは涙を流す。

 そんな時だった。


「…リリー…」

「!! お婆ちゃん!良かった!目を覚ましたのね」


 凄く安心した。

 お婆ちゃんが目を覚ましてくれたのだ。


「…ここは…病院か…?」

「うん、そうよ。…お婆ちゃん、部屋で倒れていたの…。それから二日間も意識が戻らなくて…」

「…そうか」


 でも、お婆ちゃんの意識は戻ってくれた。

 大丈夫、これから元気になるんだ…。


「リリーよ、今、ここはおぬし一人か…?」

「…うん、椿は会社。子供達は学校。すぐにお婆ちゃんが目を覚ましたって連絡して呼ぶからね。あぁ、そうだ、お医者さんも呼ばなくちゃ」


 もしかしたら、わたし一人しかいなかった事が寂しかったのかもしれない。

 わたしはすぐに皆や医者を呼ぼうと席を立とうとする。しかし…。


「…まだ呼ばなくて良い。それよりもリリーよ。大事な話がある…」

「…大事な、話…?」

「そうじゃ、大事な話じゃ…」


 わたしは椅子に座り直し、お婆ちゃんの手を握る。



 それから少しの間、お婆ちゃんは窓の外を眺めたまま何かを考えていた。


「………そうじゃな、まずはやはり…」

 そうして、意を決したようにして口を開く。


「リリーは…ワシを、恨んではおらぬのか…?」

 その言葉が一瞬理解できなかった。

 なんで、わたしがお婆ちゃんを恨まないといけないのか。


「恨むって、何を…?」

「…勝手に、リリーの身体に、脳を移植してしまった事についてじゃ…」


 懐かしい話だ。

 それこそ、何を恨む事があるのだろうか。


「恨むなんてするわけないよ!むしろ、感謝しかないよ!だって、そうしなきゃわたしはあの時死んでたんだし、それに…」

「本当は、脳移植しなくても生きておったかもしれなくても、か…?」


 お婆ちゃんはわたしの言葉を遮って、衝撃の言葉を口にする。

 脳移植していなくても…生きて、いた…?


「おぬしが交通事故に遭い、この病院に運ばれてきた時の事はよく覚えておる…」

 そしてお婆ちゃんはゆっくりと喋り出す。



「おそらく、跳ね飛ばされた後にそのまま胴体を踏み潰され、更には数十メートル引きずられてしまったのじゃろう。おぬしの体はあちこちがズタズタになっていた」

「それでもおぬしは生きておった。…凄い生命力じゃと驚かされたものよ。普通じゃったら即死モノじゃろうに」


 うん、聞いただけでもそれで生きているのは不思議だと思う。


「その後、ここの医師達が懸命に治療しておったのは話した事あったな」

「うん、でも、わたしは治療の甲斐虚しくそのまま死んじゃったって…」


 これはわたしがリリーとして目覚めてすぐに聞いた話だ、覚えていないわけがない。


「実はな…他の医師達が諦めたその後すぐ、ワシはおぬしの蘇生に成功しておったんじゃ」

「え!?そうなの!?」


 それは初耳である。


「色々と生命維持装置や使えそうな人工臓器を繋ぎ、ワシは何とかしておぬしの命を繋いだ。しかし、それでもおぬしの臓器はほとんどが使い物にならなくなっていて、蘇生に成功してもおぬしに待っておるのは死という運命じゃっただろう」


「しかし、臓器をどこかから移植できれば、完全に千切れなくなってしまった指などの欠損以外は治せる自信があった。…そして、ワシにはその臓器全てをおぬしに移植できる伝手がすぐ手元にあった」


 完全な欠損は治す事はできなくても、わたしは、生き延びる事が、できていた…?


「意識不明でずっと寝たきりであったリリーの臓器を使えば、おぬしはおぬしの体のまま生き永らえる事ができたじゃろう…それだけの生命力がおぬしにはあった」


「しかし、ワシは迷った。見ず知らずの人間に、可愛い孫娘を殺してその臓器を与えても良いものなのかと…そして、ワシは天秤にかけたのじゃ」


 天秤に…何を…?


「ワシは、リリーを失いたくなかった。リリーの笑顔が見たかった。元気に走り回るリリーが見たかった。…じゃから、天秤はリリーに傾いた」


「リリーの体からおぬしへと臓器を移植するのではなく、おぬしの体から、リリーの体へと脳を移植するという事に、ワシは何のためらいもなかったよ…」


 それが、お婆ちゃんがかけた天秤…。


「じゃから、本当じゃったらおぬしは、おぬしの体のまま生きておったはずなんじゃ。…それを聞いても、ワシを恨まずにおれるか?」

「恨むわけなんてないよ!!」


 わたしは即答した。


「そりゃ、もしも元の体のまま生きていられたなら、どんな人生を歩んでいただろうかって思う事はあったよ!…でも、わたしは…リリーにならなかったら…」


「今の幸せは、手にする事ができなかったんだよ!!」


「リリーにならなかったら、お婆ちゃんとも暮らせなかった!椿と結婚だってできなかった!当然、その子供達だって生まれてこなかった!この幸せは、全部全部、リリーになったから…お婆ちゃんが与えてくれたから手にする事ができた幸せなんだよ!」


 今、こうしてわたしが幸せなのも全て………全て、お婆ちゃんのおかげなのだ。

 だから…。


「お婆ちゃんを恨む事なんて、できるわけないよ!むしろ、感謝しかないんだから!」


 お婆ちゃんは目に涙を浮かべてわたしの感謝の言葉を聞いていた。


「…そうか、ならば良かった」

「うん…だからね、ありがとう。お婆ちゃん」


 わたしはずっと握っていたお婆ちゃんの手を頬に寄せる。


「ずっとそれが気がかりで…怖かった。おぬしがワシを恨んでおるのではないかと…」

「でも、杞憂じゃったようじゃな…」


 そう言ってお婆ちゃんは苦笑した。


「ワシもおぬしには感謝しかない。その体を…リリーの体を使ってくれたのがおぬしで本当に良かった…」


「リリーよ」

「なぁに?」


「ワシを、恨んではおらぬか?」

「…ううん、恨んでなんかないよ」

「そうか…」


 今のは、きっと『俺』ではなく本物のリリーへの問いかけだったのだろう。

 勝手にその体を他人の使わせてしまった事、きっとお婆ちゃんは…花蓮さんは気がかりだったのだろう。

 だから、お婆ちゃんはリリー(わたし)とリリーに、恨んでいないかずっと確認したかったのだ。



「これでようやく、リリーの下へ逝くことができる…ふふ、会ったら謝らなければならんのう」

 お婆ちゃんには、もう未練はなくなってしまったらしい。

「…ねぇ、お婆ちゃん」

「なんじゃ?リリー」


 わたしは自分の頬にお婆ちゃんの手を摺り寄せながら、優しく口を開く。


「リリーに会ったら、この体を使わせてくれてありがとうって、お礼を言っておいて。…おかげで、こんなに幸せな人生を歩む事ができましたって」

「…あぁ、わかった。必ず伝えよう…」


 それからしばらくの間、静寂で優しい時間がわたし達二人を包む。


「リリーよ」

「なぁに?お婆ちゃん?」

「…ありがとう…」

「わたしこそ…ありがとう…お婆ちゃん…」


 わたしは涙を流していた。

 しかし、お婆ちゃんはわたしの涙がその手に触れても気付かない。


「少し、疲れたの…ちょっと、休ませてもらおうか…」

「…うん。ゆっくり休んで…元気になってね…」


 お婆ちゃんは目を閉じて眠りにつく。



 そして、そのまま目覚める事なく、お婆ちゃんは安らかな、とても安らかな深い眠りについた。





 いつか、わたしもまた、お婆ちゃんに会いに行くからね…。

 その時まで、さようなら…。







◇◆◇◆◇




 それから長い年月が過ぎ、わたし()のお母さんが他界し、その二ヶ月後にお父さんが後を追うようにして他界した。

 葬儀にも参列し、わたしは涙を零す。


 人はいつか必ず死んでしまう。


 別れは辛い。


 でも、大丈夫。きっとまた会う事はできるから。



 お父さんもお母さんも、びっくりするだろうな。

 まさか、先に死んだはずの息子が、実は他人になって生きていて、あとから会いにくるなんて。

 もしかしたら、見つからない俺をずっと探しているかもしれないな。


 でも、会いに行くのはもうちょっと待ってね。

 もっともっと、わたしは幸せに生きて、そしてお父さんとお母さんが知らないような、驚くような嬉しい報告を沢山持って、会いに行くからね。




 わたしの幸せは、わたしがその天寿を(まっと)うするまで続くのであった。







              ~FIN~




以上で本編は完結となります。

THE ENDってね(カチ…カチ…)

お疲れ様でしたってね(カチ…カチ…)



本編は完結ですが、これから1~2ヶ月(もしかしたら3ヶ月?)くらいの間、サボってたメイン更新中の小説の更新をしつつ、番外編を書き溜めて再開をしようと思っています。

それまでの間、少しのお別れです。


少しでも面白いと思っていただけましたら、良かったら評価の方をお願いします。(モチベーションがグンと上がって執筆スピードが変わるので)



リリーにありがとう、花蓮にありがとう、椿にありがとう、そして、ここまでご愛読してくださった読者様に、ありがとう。


短い間でしたけど、お付き合いしてくださり、本当にありがとうございました。

ブックマークをしてくれた方、評価をしてくれた方、本当に感謝です。

しばらく先にはなりますが、番外編も、是非お付き合いくださいませ。




・裏設定


長男の名前・特徴:けやき、椿譲りの黒髪黒瞳の男の子、将来の夢はバスケットボール選手。

長女の名前・特徴:かえで、リリー譲りの金髪碧眼の女の子、まるで天使のように可愛い。

次女の名前・特徴:もみじ、椿譲りの黒髪黒瞳の女の子、ちょっとだけツリ目で八重歯がある。強い光に当たると髪の毛が赤く見える。



次回更新予定:未定。



10/3 ヒューマンドラマ日間ランキング1位になりました!応援ありがとうございます!


仕事中の時間がある時に読み返してみたら、まだ『転生』のままの箇所や微妙な誤字があった箇所があったので修正しました。

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