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第六話 狩猟


ゴールデンジャイアントベアはレアモンスターだ。そう簡単には見つからない。


ただし、それは普通の人間の場合だ。俺の最強の力をもってすれば見つけることなど訳はない。


「千里眼!」「索敵!ゴールデンジャイアンドベア!」


一瞬でゴールデンジャイアンドベアのいる場所が分かる。


ゴールデンジャイアントベアを視界に収め次第、奥義で仕留めようとして思いとどまる。


「危ない危ない。つい癖で火炎系の技を使いそうになった。目的は毛皮だからな。」


だが、どう仕留めたものか。俺からすればゴールデンジャイアンドベアも雑魚だが流石に毛皮に全く傷を付けずに倒せるかは分からない。


しばしの間悩んだが、無難に首チョンパする事にした。頭部は毛皮として使いにくそうだしね。


「奥義!氷結武神一閃!!」


狙い通りにゴールデンジャイアンドベアの首を落とした。


血が飛ばないように凍らせる狙いも上手く行き、綺麗な毛皮を手に入れることが出来た。



続いてカイザーフェニックスだ。こちらは定位置にいるのだが、かなり強い為に羽毛をいかに傷付けずに倒すか事前に考えるとしよう。


で・・・結局首チョンパする事にしました。だってそれが一番簡単で確実だし。


だがいかに最強の俺でも、カイザーフェニックス相手にこの世界のポンコツ武器では確実に一撃で仕留めるのは少々手順を踏まねばなるまい。


カイザーフェニックスは既にこちらに気づいており、警戒している。


「奥義!夢幻脚!!」


まずは、フットワークで隙を作りつつ一気に接近する。


だがカイザーフェニックスも流石にただでは近づかせてくれない。


灼熱の炎を吐き散らして俺の接近を阻もうとする。まあ当たっても大したことはないが、当たらないに越したことはない。俺は加速した移動速度と幻影を利用し一気にカイザーフェニックスの懐に入り込み、先程と同じように一刀両断した。


「よっしゃ!羽毛GET!!」


以前のLV上げと違い、倒し方に注意しなければならない目的のある戦いに久々に達成感を感じた。


成果のカイザーフェニックスも回収し、意気揚々とワープで家に帰った。

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