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第四十七話 村長からの話

「お邪魔します。」


「おお。良く来たの。まあ座ってくれ。」


俺は村長に言われたとおり椅子に座った。


「今日来て貰ったのは最近シュウのところに人が増えたじゃろ?」


「ええ。何かまずいことでもありましたかね?」


やはりこの話だったようだ。村の皆さんの予想は正しかったようだ。


「うむ。今のシュウの家は村からの仮屋で手狭じゃろ?」


確かに4人で住むには狭すぎるくらいだ。


「そこでシュウもこの村に来て半年経ったじゃろ?家の1つでも建てないかの?」


「家を建てる・・・?」


家ってマイホームの事か・・・?買うのを通り越して建てるって凄い金かかるんじゃないか?


「そうじゃ。な~に土地は有り余っとるんじゃ。家を建てるだけじゃ。村の衆に頼めば1月もあれば立派な家が建つじゃろうて。」


そうか・・・肝心の土地がタダ同然ならそんなにはかからないか。


確かにいつまでも仮屋住まいという訳にもいかないし良い機会だな。


「どれくらいのお金が必要になりますかね?」


「4人で住むから普通の一軒家で良いじゃろ?金貨50枚もあれば建つじゃろ。」


やっす!500万円で家が建つって凄いな・・・。


でもそういう事なら立派な家を建てたいな。金貨150枚位のでっかい家を。


「まあ詳しい話は大工のゼハードとザックとしてくれ。明日には話しておくでな。」


ザックっておっちゃんだよな?結構おっちゃん偉いんだな。


俺は村長の家から帰るとすぐその話をした。


「おめでとうございます。」


「僕も家を建てるの手伝えますよね!?」


「むしろ奴隷を3人も買っておいて仮屋だった事に驚いたよ。」


3人がそれぞれの感想を口にする。


「そうだな。レオンにはそっちも手伝ってもらおうかな。」


レオンが大工として一人前になってくれれば出来る事も増えるしな。


「それで明日も俺は家の事で忙しくなりそうだから明日はアンネと一緒に店で製品を作って貰う。」


「店で?」


「ああ。奥の部屋でな。店の方が広いし問題はないだろう?」


「そうですね。大丈夫です。」


アンネ1人にするのは不安だしな。


「昼食にしようか。その後は各自の作業をしよう。」


「はい。」「はい!」「分かったよ。」


俺たちは昼食を食べ各々の作業に戻った。


グリズリーとキラーコブラを10体ずつ狩って家に戻る。


それからまた皮の剥ぎ取り作業だ。黙々と皮を剥いで行く。


ふ~・・・人手が増えてもする事が多くて忙しいのは変わらないな。


この忙しさは少し前までの木を切って運ぶだけの生活からは考えられないな。


日が暮れるまで俺は皮を剥を剥ぎ続けた。


皮を剥ぎ終わり家へと入る。


「ただいま。」


「おかえりなさい。」「おかえりなさい!」「おかえり~。」


「作業の方はどうした?」


「丁度全部終わったところです。」


ほう・・・やはり3人居ると早いな。


「それじゃあ今日は少し早いけど夕食にして休もうか。」


「分かりました。」「やった!」「それは良いね。」


ここ数日働き通しだったしな。


この日は夕食を食べてそのまま眠った。

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