第三十話 準備完了
キラーコブラの氷漬けは半溶けの状態で残っていた。まだしばらく待つことになりそうだ。
この程度の残り具合なら後6時間程で溶けるだろう。そんなには待ちたくないので周囲に木を置いて燃やしておこう。これなら恐らく1時間ほどで溶けるだろう。
それまでただ待つのも無駄なのでグリズリーとキラーコブラを狩っておこう。
グリズリーとキラーコブラを5体と10匹ほど狩ってからまた戻ると、氷はほぼ溶けていた。
俺の燃やした木の煙が酷いが氷漬けのキラーコブラをアイテムボックスに入れてワープした。
家に帰るとアンネはまた外を回っているようだ。
丁度良いので今のうちに氷漬けの蛇を取り出してお湯で解凍する。
待つことしばし、解凍が終わった頃にアンネが帰ってきた。
「丁度良かった。キラーコブラはこんな感じなんだがこれで大丈夫そうか?」
「見事ですね・・・さすがシュウさんです。」
良かった、これだけ手間をかけてやり直しは厳しいからな。
「それじゃあどうぞ。」
注文の品をアンネに渡そうとしたが
「いえ、それはアイテムボックスに収納しておいて下さい。」
「ん?どういうことだ?」
「後で使うのでお願いします。」
と言われてしまってはしまっておくしかない。
それからは休日らしく特に何をするでもなく夕食を食べるまでのんびりしていた。
夕食を食べている時アンネに聞いてみた。
「明日はいよいよ店を出すべく動くつもりだけどどうすれば良いのかな?」
一応前にも聞いたがいよいよ明日だから確認しておかないとな。
「まずは街の商業組み合いに行き登録をして、それから店舗を借りる形になると思います。」
「なるほど。」
「それから店舗を営業出来る準備をしてから営業開始という流れになります。」
「分かった。すまないがアンネが頼りだ。頼んだぞ。」
「お任せ下さい!」
こうして店を持つ準備をした俺達はいよいよ明日店を買いに行く。




