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6話 スキル発現

俺と竜馬は朝食を食べ訓練場に向かった。そこには俺たち以外のクラスメイトと王女が居るが、小林さんの姿は見えない。

「じゃ、俺は小林さんと別の場所で訓練受けてくるわ、くれぐれも気を付けろよ」

そう言い残すと竜馬は別の場所に向かっていった。どうやら勇者と賢者は特別な訓練があるようだ。

一番遅くに着くと、王女から少し怪訝な顔をされた。やはり嫌われているのかな。。

「では全員揃ったところで早速スキルを発現するための訓練をしましょうか。昨日、鑑定を受けた際にステータスボードが見えるようになったはずです。早速各々開示してください、開示する際はステータスと発言すれば出てきますわ」

俺たちはステータスと声を出した。相変わらず俺のステータスは平凡だ。スキルは文字化けしてる

「そこに攻撃スキル、魔法スキル、特殊スキルという項目があるはずです。そのスキルの欄にある文字を声に出すと実際に発動します。いたって簡単ですが魔力が枯渇すると眩暈等が起こりますのでお気をつけて。今回は、誰でも覚えている初級魔法スキルである「ファイヤ」を唱えていただきます。それと、魔術のステータスが高い方は魔法スキルの威力がほかの方より強くなっているので何が起こるかわかりません。お名前を呼ばれたもの一人ずつお願いします」

ん?俺なんも見えないんだけどこれってやばくね?発動条件がまず達成できない。。どうにかするしかない。

「ではまず、日比谷様お願いします。」

「はい。わかりました。、、ファイア!」彼がそう言うと手から火の玉が出た。クラスメイトは「おぉ!!」と興奮していた。これが魔法、、俺は内心うきうきだった。

「おめでとうございます!威力も申し分ないですね。今後スキルレベルが上がるとさらに強い魔法が打てるようになるので精進してください。」

「すみません、この特殊スキル、龍殺?は使えるのですか?」日比谷君が聞くと

「そちらはドラゴンと対峙した際、普段の2倍ステータスが上がる魔法です。ドラゴン以外にも1.2倍強くなるので万能なスキルですが、ステータス向上だけなので今やっても特に意味はございません。ですが殺龍スキルは世界に数少ないスキルであり情報があまりないので、日比谷様には日常的にスキルを使ってもらい、スキルレベルを上げていただき我々にスキルの情報を教えていただけないでしょうか?」王女がそう問うと、

「もちろんです!できる限り協力していきます!」そう元気に答えた。なんて眩しいんだ。。

そして各々スキルを発動していった。皆何事も無くすんなりと発動していった。

そしてついに俺の番だ。

俺は文字化けしていてスキルが見えないが初級スキルなら打てるだろうと判断した。

みんなの真似をするように手を突き出し「ファイア!」と声を出した。

俺の手から火の玉が出ることもなく虚しくその声だけが響いた。。。

読んでくださりありがとうございます!!

設定を考えるのが難しいです。。ここからどう話を広げられるか。

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