1話 え?これって異世界転生??
僕の名前は前澤京太。クラスでカースト底辺の冴えない高校1年生だ。元々趣味でえっちな絵を描いていたのだがそれをクラスのヤンキー的存在「真野大輔」にばらされてしまいあっという間にクラスの立場が無くなってしまったのだ。。それからというものの同じクラスの女子には避けられ、男子からは毎日馬鹿にされ、メンタルがボロボロだよ。。
「よ!また暗い顔して、そんなんじゃぱっと見不審者だぜ笑笑」
彼の名前は「神谷竜馬」。幼稚園からの幼馴染だ。こいつは俺と違って運動神経抜群、成績優秀、生徒会でもバリバリ仕事をこなして、イケメン優男とかいう超ハイスペック人間だ。こんな俺でも気軽に喋れる唯一の友達だ。
「うるせーな、お前には関係ないだろ。。大体お前は何でそんな明るいんだよ。」
「それがさ、聞いてくれよ!俺この間モデルにならないか?ってスカウトされてさ、もしかしたらモデルになれるかもしれないんだよ~!やばくね!どーする今のうちにサイン貰っとくか?笑」
、、、殴りてぇ~一回ぶんなぐってやりたいわこいつ。。「へ、有名になったらメ○カリで売りさばいてやるよ」
「おいおい、それはないだろ~」
そんな会話をしているうちにあっという間に学校についた。竜馬とは別クラスなのでさっさと別れる。こいつと学校に居ると陽キャが集まる。あいつと僕の仲はあまり知れ渡ってほしくないものだ。。
「じゃーまた後でな京太」そんな俺の心内には相反して大声で俺に声をかける。みんなからの視線が集まる前にさっさとクラスに行こ。これだから陽キャは怖い。
「1-4」僕のクラスだ。正直来たくないけど学費を払ってもらっている以上中退など半端なことはしたくない。つか親父に何言われるかわからない。意を決して扉を開ける。みんなからの視線が集まる。痛すぎる。。
「あれ~エロ絵師の京太君じゃないか?、まだ学校に居たんだ~」
あいかわらず真野大輔はいじってくる。それによりクラスではくすくす笑いが起きる。(ハア~ほんと最悪だ、やっぱ帰ろうかな)
そんなことを思っていると、「真野君!!そうやって前澤くんをからかうのはやめなさい!」そう注意をしてくれたのは、クラスのマドンナ的存在であり学級委員の「小林明日美」さんだ。「大丈夫?前澤君?気にしないでいいからね?」
圧倒的女神、感謝しかない。お礼言わなきゃ、、「あ、ありが」
その時「あ、竜馬君!!」竜馬がうちのクラスに来た。彼女は竜馬君のことが好きだ。あからさまにスキンシップが激しい。羨ましぃ。。そんな事を思っていると、教室に突然声が響く「召喚の儀式を成功しました、ただちに呼び出します」その声が響き渡るとクラスが眩い光に包まれた。。気づくと僕たちは全く知らない王の間に立っていた。。
初めまして!平野裕也です。まずは作品を見てくださりありがとうございます!!
拙いながらもこうしてデビュー作を書かせていただきました。更新頻度などはバラバラになると思いますが、頑張って書いていきたいので応援よろしくお願いします