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神々との契約と運命の歯車!!★孤独な英雄王…★  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜旅立ち…そして出会い
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44話〜鈍感過ぎて…

ガルドがホールの片付けをしているとユリィナが来て…

応接室ではビスカとマクドが話をしていたが……

 ここはルポアール亭のホール…。


 ガルドは料理を作る為ここに来ていた。


 するとユリィナが後を追って来た。


「あっ…ガルド待って……。」


 ガルドはホールの片付けをしていたが、ユリィナの声がしたので振り向いた。


「ユリィナ…どうしたんだ?」


「ガルド…あー…あのね……その…あっ…そうそう…ここの片付けと掃除を手伝いに来たんだけど…1人じゃ大変だろうと思って…ね……。」


「ん?…んー…そうだな……確かに…。」


「あー…うん……じゃ…私はホール片付けるわね…。」


「ああ…じゃ…俺は厨房の方を片付けたら…直ぐに朝食の準備に取り掛かる……。」


 ガルドは厨房の方に向かった。


 ユリィナはそれを確認すると嬉しそうにホールの片付けを始めたのだった…。



 その頃ルポアール亭の応接室では、ビスカとマグドが話をしていた…。


 ビスカはマクドと真向かいになるように座っていた。


「…ビスカ…何故…俺がガルドの手伝いに行ってはいけないのだ?」


「マクド…あのね……はぁ…それはね…ユリィナが行ったから…私達が行かなくても大丈夫って事……。」


「んー……だが…2人だけでは…大変なんじゃないのか……やはり…俺達も手伝いに行った方が……。」


 マクドはソファから立ち上がりホールに向かおうとした。


 ビスカはそれを見て慌てて、


「あー…マクド…待って⁉︎」


 マクドを止めようとするが、ビスカより足が速く追いつけず、廊下の辺りまで来ていた。


 ビスカはどうにかして、マクドを止めようと考えたが思いつかなかった。


 するとマクドはホールの近くまで来ていて、ビスカは慌てて咄嗟に杖を構えた。


(…はぁ…マクド…何で分からないかなぁ……私は2人っきりにしてあげようと思ったのに……これじゃ…計画が……仕方ない……奥の手を使うか…。)


 ビスカは魔法を放とうとした…その時…後ろから声がした。


「あっ…ここにおられたのですね…マクド王子にビスカ様…。」


 マクドとビスカが振り向くとそこにはルミネアがいた。



 ……ルミネアとゴルギアスはガルドがホールに向かうと、直ぐに警備兵の詰所に昨晩の事を話しに向かっていた。


 だが、ルミネアは途中まで行くが用を思い出しルポアール亭に戻って来ていたのだった……



 すると、マクドは向きを変えルミネアの方に向かった。


 ビスカはそれを見てホッとした。


(これで…何とか一時は凌げたけど……。)


 ビスカもルミネアの方に向かった。


 マクドとビスカはルミネアの前まで来ると、


「ルミネアさん…どうしたのですか?…確か、昨晩の事を警備兵に話しに向かわれていたのでは?」


「ええ…そうなのですが……用を思い出し戻って来ました…ですが…応接室では…マリアンヌさんが…ソファでぐっすりと寝ておられただけでしたので……もしかしたら…マクド王子とビスカ様は…こちらかと思いまして…。」


「なるほど…それで…用とは何だ…。」


「その事については……ここではなく…応接室で話したいのですが…。」


 マクドとビスカはルミネアに言われ応接室に向かったのだった…。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

これでガルドとユリィナは2人っきりになれたけど…大丈夫なのかな?

ルミネアさんは何の用を思い出し戻って来たのかな?

では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)


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