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神々との契約と運命の歯車!!★孤独な英雄王…★  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜旅立ち…そして出会い
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24話〜ひと時の休息

ジェシカとレフィカルは噴水広場のベンチでアイスを食べながら話をしていた。


そして、ガルド達は何処かで昼食にしようと店を探すが。

 ここはティールの街の中心部にある噴水広場。大きな噴水があり、ここはいつも人で賑わっている。


 ジェシカとレフィカルは噴水広場のベンチに座り、アイスクリームを食べながら行き交う人々を見ていた。


「ねぇ、レフィカル。よく考えたらさ!私達、名前しか分かってないんだよね」


「はぁ、そういえばそうだなぁ。どうする?ここでこうしていても見つけられないと思うんだけど」


「確かにそうね。このアイスクリーム食べ終えたら、聞き込みして歩こうか」


「そうだな、そうしようか」


 そう言うと2人は、アイスクリームを食べ終え立ち上がり聞き込みを始めた。



 その頃ガルド達は転職を済ませギルドに向かっていた。


「ねぇねぇ、ガルドにユリィナ。そろそろ、お昼だね」


「そうね。私もお腹が空いて来たかも。何処かに手頃なお店ないかなぁ」


「そうだな……。俺は何処でも構わねぇが」


 そう言いながら歩いていると、他のお店より一際目立つレストランが見えてきた。


「ねぇ、ガルド。お店見えてきたけど、あそこにする?」


「何か高そうなお店だね。私は大丈夫だけど、どうする?」


「確かに高そうな店だな。ん〜…………」


 そう言いながらガルドは財布の中身を確認してみた。


「はぁ、さっきかなり使っちまったからなぁ。他の店にしないか?」


「他の店かぁ。ん〜仕方ないかな。贅沢もいえないしね」


「え〜ヤダァ〜。私はあの店で食べたいのぉ〜」


 そう言うとビスカはその店の前で座り込んだ。


「おい!?ビスカ、あのなぁ。お前ガキじゃねぇんだから、そんなとこに座りこまねぇでくれねぇか」


「だってぇ〜、お腹空いたしさぁ。どうせなら美味しい料理が食べたいんだもん」


「確かにそうね。ん〜ちょっと待ってね」


 そう言うとユリィナは財布の中身をみた。


「ん〜何とかなるかなぁ。ガルドにビスカ。仕方ない!ここは私が出すわ」


「ちょっと待て!ん〜ユリィナ。それだと、お前の金が足りなくなるんじゃねぇのか?」


「ふぅ〜ん。じゃあガルド、出せるのかな?」


「そ、それは……。あ〜いや、そういう事を言ってるんじゃねぇ。何処の店だって食えりゃいいんじゃねぇのか?」


「ガルドってさぁ。やっぱり、女心分かってないよねぇ」


「いやビスカ。俺は別に分かりたくもねぇんだが?はぁ、それに、どっちかというと苦手なんだよな。こういった店は……」


 そう言うとユリィナとビスカはガルドをじーっとみた。


「あ〜だから……てか、何なんだ!?そんなにこの店で食べたきゃ2人で食えばいいだろう!!俺は他の店で食べる!」


 そう言うとガルドは財布の中からお金を出しユリィナとビスカに渡すと、何も言わずその場を離れた。


 ユリィナとビスカはガルドの行動が理解出来ず、姿が見えなくなるまで考え込んでいた。


「ねぇユリィナ。何でだと思う?お金だけ渡して勝手に怒って行っちゃったけど」


「ビスカ、私も分からない。でも、どうする?このお金」


「ん〜どうしようか。やっぱり追いかける?」


「そうねぇ。ちょっと心配だし追いかけよっか」


 そう言うとユリィナとビスカはガルドの後を追いかけた。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

ガルドは本当はどうしたかったのかなぁ?

では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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