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神々との契約と運命の歯車!!★孤独な英雄王…★  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜旅立ち…そして出会い
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16話〜不安

ユリィナはガルドとビスカが仲良く話をしている事が気になり転職の神殿の物陰からみていた。

 ここはティールの街にある転職の神殿。ユリィナは先に来ていたが、不安になりガルドを入り口付近で待っていた。


 するとガルドがビスカと何かを話しながら、こっちに向かって来ているのが見え、それを見たユリィナは不安になっていた。


(……ガルド、私といる時よりも何か楽しそうだなぁ。はぁ、ガルドは私の事どう思ってるのかな?」


 ユリィナはそう考えながら待っていると、ガルドとビスカがきた。


「ユリィナ。待っててくれたのか?」


「あ、うん。1人で行くのがちょっと不安だったからね。それより、えっと、確かビスカさんでしたよね?」


「そうだよ、私はビスカ=マードレアだよ。えっと君は?」


「私は、ユリィナ=モルグと申します。それで、ガルドと仲よさそうに楽しく話をしていたようでしたが、元々お知り合いなのですか?」


「ん〜別に知り合いじゃないよ」


「えっ!?知り合いじゃないって、どういう事なの?ガルドの名前知っていたみたいだけど」


「確かにな。ビスカ、何で俺の名前を知っているんだ?」


「あ〜、それは……あはは。どうしようかなぁ。実はね、名前だけ頼りに会いに来ただけって言ったら信じないよね?」


「そんなの普通信じるわけないでしょ!」


「そういや、確か、さっきのイリスも俺の名前だけ知ってたみてぇだったが、どういう事なんだ?」


 そう言われビスカはどうしようか戸惑った。


「それはね。えっと……あ〜どうしよう。はぁ、仕方ない!さっきも母様と話してたの聞いてたと思うけど。ん〜そういえば、ガルド。ユリィナはあの事知ってるのかな?」


「えっ?あの事って何の事?」


「ビスカ。まさかとは思うが、お前が言いてぇのは契約の話か?もしその話ならユリィナは知らねぇ。だが、話した方がいいのか?」


「ん〜、それは自由だけど……ユリィナ、君は……ん〜、多分大丈夫かな」


「ねぇ、さっきから、いったい何なの?」


 そう言われガルドは少し考え深呼吸したあと話し出した。


「ユリィナ、今から話す事は恐らく信じてもらえねぇかもしれねぇが……」


 そう言うとガルドはユリィナに洞窟であった事を話した。


「ふ〜ん、なるほど。それで、あんなに傷が酷かったのに生きて帰れたってわけか」


「ユリィナ、驚かねぇのか?俺がこんな突拍子もねぇ事言ってるのに」


「何でかなぁ。確かに、信じられないような話だけど、ガルドは強いし、嘘つくような男には見えないしね」


「俺はそんな風に見えるのか?」


「違うのかな?それとも今までのもみんな嘘だったのかな?ん〜まぁ、言いたくない事と我慢して言えない事は嘘とは違うと思うからね」


「……ユリィナ。お前……いや、何でもねぇ。それでビスカ、何で俺の名前を知ってた?」


 そう言われたがビスカは2人のやり取りを見ていて、


「ねぇ、さっきの話を聞く限りだと、まだ、知り合ったばかりなんだよね。ん〜まぁいいか、仕方ない話すか〜」


 そう言うと、ビスカは自分の父親の大賢者ドルマノフに言われここに来た事と、大賢者は神と話す事が出来、賢者は神の声だけが聞ける事と、イリスはそれでガルドの事を知ったという事などを話した。


 ガルドとユリィナは、その話を少しの間、聞きながら頭の整理をしていた。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)

いつユリィナの気持ちにガルドは気付くのかな?

てか、だ〜か〜ら、これは恋愛小説じゃなぁ〜い( ̄▽ ̄;)

次話もよろしくお願いします(^_−)−☆

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