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神々との契約と運命の歯車!!★孤独な英雄王…★  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜旅立ち…そして出会い
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13話〜賢者の手紙とギルド登録

魔族の王バルボロスは賢者イリスを待つが、肝心のイリスは手紙を残し目的の場所へ。

ガルドとユリィナはギルド登録をしようとするが自分の職をどう書いていいか分からず。

 ここは魔族領土エクスダールにあるキリア城。


 魔族の王バルボロスは玉座に座り賢者イリスを待っていた。


「イリスは、まだか……。何をやっているというのだ」


 そう言うと兵士の1人が扉を開け中に入ってきて、バルボロスに一礼すると、


「陛下、申し訳ありません。イリス様が……」


「イリスがどうしたと言うのじゃ」


「はっ、それが、何処にも見当たらず。書斎の机の上には手紙が置いてありました」


 そう言うと手紙をバルボロスに渡した。


 手紙を読むとそこには【バルボロスへ シェイナルズとスカイネーブルに急用が出来たので少しの間留守にします イリス=レイアスより 】 と書いてあり、バルボロスは少しの間頭を抱え考えていた。


「……ご苦労だった。済まぬが、至急兵士長にイリスを探し出し、即連れ戻して参れと伝えて来て欲しい」


「陛下、では直ちに伝えて参ります」


 そう言うと一礼をした後、兵士長にバルボロスの言葉を伝えに向かった。


 バルボロスは兵士が部屋から出て行くのを確認すると、


「はぁ、相変わらずイリスは何を考えているか分からん。しかし何故、シェイナルズとスカイネーブルに……。とりあえずは待つしかないのだがな」


 そう言った後バルボロスは自分の書斎に向かった。



 場所は移り、ここはティールの街。そしてガルドとユリィナは冒険者ギルドに来ていた。


 朝食の時、宿屋の主人に冒険者ギルドの事を聞き登録に来ていた。


 ガルドとユリィナは登録の為の書類を書こうとしたが、2人は自分の職業が分からず悩んでいると、受付嬢が書類をみて、


「どうされましたか?もしや、職業で悩んでおられるのでしょうか?」


「ああ、そうなんだが。旅に出たばかりで、何も分からねぇ。それで職業って何なんだ?」


 そう言うと受付嬢は説明を始めた。


「職業とは、そうですねぇ……。ガルドさんは武器は何が得意ですか?」


「そうだなぁ。ん〜、俺は剣しか持ってねぇしなぁ。特別何が得意っていうのはねぇと思うんだが」


「剣しか使った事がないのであれば、その武器を扱う職業になりますね」


「ん〜、武器を扱う職業と言われてもなぁ」


「もし自分の職業が知りたいのであれば、転職の神殿で調べる事が出来ますので、行って見てはいかがでしょうか?」


「ガルド、どうする?」


 ユリィナにそう言われガルドは少し考えた後、


「そうだなぁ、行ってみるか」


 そう言うと2人は転職の神殿に向かった。

読んでくれてありがとうございます(*^ω^*)

イリスは何の為にシェイナルズとスカイネーブルに。

ガルドとユリィナの職業はなんだろう?

次話もお楽しみにねヽ(^o^)

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