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北のホクトベルム、南のミナサガルド、国王

ホクトベルム国は、独裁国家であった。国王ガイルは自分に逆らうものは全て死刑にするような傍若無人な人間だった。


その為、我が国ミナサガルドに命からがら逃げて来た者達は後を立たなかった



先代の王の時代、ホクトベルム王は脱国した者達の返還を求めたが、返せば死刑されるのをわかっていたのでミナサガルド王はそれを拒否



あわや戦争となる所であったが、あきらかに勝ち目の無いホクトベルムは数々の嫌がらせをした後に冷戦状態になり、それから一切の関わりを持たなくなったという。




王妃はそれを幼いながらに聞いていたし、嫌がらせの中には家族を失った者も居り、嘆き悲しむ姿を実際に見ていた。



ホクトベルムとは一切関わりを持ってはいけない。




その国に、頭を下げる事がどれほどの大事であるか。




「…大至急、国家機密会議を開きます。人を集めて」





そうして答えの出ない会議を繰り返す中で、国王の容態は刻一刻と悪くなる一方であった。





そして、王女クルル様の精神状態も限界をむかえようとしていたのだ。





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