表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
試物語  作者: 鳳翼 神姫
弟前話 かなたバレー
3/23

003

003


それから授業が終わり、放課後になり、みんな帰る準備している。

「さて部活に行くか。」

そう言って鞄と部活道具(ジャージとシューズ)を持って席を立ち体育館へ向かう。

「彼方く~ん。お~い彼方く~ん。」

途中、後ろから声を掛けられた。

とても女の子っぽいかわいらしい声だ。

綺麗ではなく可愛い声。

「ん?」

振り向く僕。

「もう止まってよ彼方君。」

「どうしたんだ?愛可。」

この女の子の名前は()(こい)愛可(あいか)

さっき米沢と喋っていた男子バレー部マネージャーの二人のうちの一人。

僕とは同じ学年で同じクラスの友達。

そういえば米沢を紹介していなかったな。

ついでに紹介しておこう。

米沢力斗(よねざわりきと)。僕と同じ学年で同じクラスの友達。

バレーではセンターをしている。

これでこいつの紹介は以上。

さて彼女の紹介の続きをしよう。

どこまで紹介したかな。

ああそうか。僕の友達というところまで紹介したかな。

それなら、そのあとの続きをしよう。

彼女の性格はまさに可愛い。

その言葉に限りその言葉に尽きる。

彼女を一文字で表すというのなら「萌」である。

天然でドジで恥ずかしがり屋。

まぁその性格のせいなのか、その性格のおかげなのかクラスの男子から多大な人気を有している。―学年の男子からだっけな・・・。―顔も可愛いし。

だがこれだけは言っておくと彼女の性格で恥ずかしがり屋というのがあったがそれは、かなり解消されたといっても過言ではない。

その性格を直したのは僕だ。―自慢じゃないが。

彼女からの人生相談で・・・僕が解消した。

そんな彼女が僕に声をかけてくれたといのはとてもうれしいことである。

まぁどうせ部活のことだろうけどな。

「どうしたんだって彼方君これから部活に行くんでしょ?だったら一緒に行こうかと思って呼び止めたんだけど迷惑だったかな?」

とんでもない。

断じて迷惑なんて思ってない―思うわけがない。

「思ってない。全然、思ってないよそんなことは。逆に嬉しいよクラスではアイドルみたいな、お前に誘われてるんだから、むしろ嬉しいくらいだよ。」

「本当?それなら良かった。じゃあ一緒に行こうよ。体育館までだけど。」

こうして愛可とともに中連の話をしながら体育館に向かうことになった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ