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看護師やってます  作者: 久蔵 出雲
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看護師免許ってどうやってとるの?

これは思い付いた時につらつらと書く、看護師経験談でござます。

 こんにちは、はじめまして久蔵(ひさくら)出雲(いずも)と申します。


 もしかして、このエッセイを読み始めたかたの中にはこれから看護師を目指そうとしているかたもいらっしゃるかもしれません。


 ですが、あまり参考にはならないのでこのエッセイには期待しないようにお願いいたします。


 それと、私の記憶範囲での話なので間違っていることもあると思いますが、そんなときは生暖かく見守ってやってください。


 まず看護学校についてのお話。皆様もご存じかと思いますが看護師の資格は大きく分けて二つあります。


 正看護師と准看護師です。


 他にも助産師やETナース等もありますが、いずれも正看護師の資格がないと取得できないので、これらは省きます。


 それらの資格を取るのには専門学校に行く必要があるのですが、これがなかなかややこしい。


 まず准看護師の学校の説明。


 二年制の専門学校、それと三年制の衛生看護専門学校ってのがあります。


 簡単に説明いたしますと二年制の専門学校は、准看護師の資格を取得するだけの学校になりますが、衛生看護専門学校っていうのは卒業と同時に高校の卒業資格を得ることができます。


 どちらも中学校を卒業していれば入学できる学校です。


 次は正看護師の資格を取得するための学校の説明。


 一つは准看護師の資格をもつ人が入学できる二年制の専門学校と、高校卒業したものが入れる三年制の専門学校。それと看護大学。


 ちなみに助産師や保健室の先生になりたい人は看護大学に行くと近道です。専門学校に行く必要がなくなるので。


 まぁ、そんな感じで正看護師になるには中学校を卒業してから最短でも五年かかるわけです。


 さて、面倒くさい話しはここまでとして私の体験談など、つらつら書きたいと思います。


 まずどんな手を使ってでも看護師になりたい方々へ。


 専門学校って入学審査が結構緩いんですよ。だからまずは看護学校が併設されている病院に助手として潜り込むのが早いです。


 これは私が通っていた看護学校の先生に言われた話。


 自分の病院で働いていた人間と外からきた人間。同じぐらいの学力なら、間違いなく系列の病院で働いていた人間を合格にする。下手すると学力はなくとも働きぶりを見て、学力が足りてなくても入学させる。


 さらには『あんたは自分の学力で入学できると思ったの?』と、そんなことまで言われました。


 いや私、本当に相当なアホでして依怙贔屓というか、ちょっとしたコネで入学したのでそんなこと言われても『まぁそりゃそうだよね』としか思いませんでしたけど。


 そういうわけで、とにかく免許取得のみを目指すかた。倍率が高いからと諦めずに、まずは看護学校併設の病院に介護士として潜り込んでみてはいかがでしょうか?


 それと学校を選ぶときですが、資格試験合格率百パーセントの学校の中には『足切り』をしている学校もあるそうです。


『足切り』とは、合格率をあげるために最初から学力の低い生徒に資格試験を受けさせないというもの。


 今はもうやってる学校はないと思いますが、昔はそういったことがあったんですよ。


 なので、試験に自信がない方は合格率百パーセントの学校は『足切り』をしている確率もなきにしもあらずなので、避けるという手もあります。


 さて、突然ですがここで質問です。


 みなさん看護師の免許ってどんなものなのか知ってますか?


 正解は表彰状みたいなやつなんですよ。私も資格を取るまでは、運転免許証のようなカードかと思ってました。


 そういえば海外ドラマで、資格免許を壁に飾っている弁護士はよく見ますが、壁に免許を飾る看護師って見たことないですよね。


 それは転職する度に面接にそれを持参して行かなければならないから、額縁から出すのが面倒くさいのだと私は勝手に思ってます。


 純粋に飾るのが恥ずかしいというのもありますけど。


 ちなみにだいたいの人はちゃんと保管するようですが、私の場合面倒くさくなり四つに折って保管してます。


 でも免許を四つ折りにするなんて、あまりよい印象を持たれません。なので、面接の時は心象が悪くならないように、先回りしてコピーしたものを提出しております。


「準備がいいですね!」


 で、すまされます。


普通に小説も書いてますが、これはそれと関係のないエッセイなので名前を変えて書いてます。

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