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作曲

作曲

 音楽も落ちこぼれていました。音楽の時間、私は笛を持っていませんでした。私が笛を買ってもらったときは、クラスの皆は既に吹けるようになった後でした。私が音楽の成績が2だったのは、先生の思いやりに近かったと思う。今でも譜面は読めません。楽器は全く使えません。努力すれば今からでも出来るかも知れません。しかし今は必要を感じていないのです。

37歳の時、私は成り行きで素人の為のレコードを出すと約束をしました。そしてその為のレコード会社を立ち上げました。

1年近く模索しましたが、誰一人発注してくれませんでした。1年経っても実現しなかったら嘘つきになると思いました。そこで、私は作詞・作曲を自分でして自ら第1号の発注者になると決めました。古本屋で<カラオケ1000曲>を買って読みました。この程度なら私にも書けると自信を持ちました。私は生まれて初めて歌詞を書きました。そして、それを口ずさみました。1日でメロディが出来ました。ところが譜面にする術を知らない私はそのまま寝ました。次の日、少しも覚えていません。また、1からやり直しました。次の日も何も覚えていません。それが良かったのです。毎日繰り返す中で、どんどん良い曲になっていき、やがて3ヵ月後には全く忘れもしません。カラオケをレコーディングした後、プロの先生に言われました。

「これは立派な作曲です」

「なぁ~んや」と思った瞬間でした。その後主題歌の作詞・作曲をして映画の脚本・監督・自費製作にまで進むのですが、この事は後述するとして、今はたいていの歌詞に5分位で口ずさみでメロディを付ける事が出来るようになっています。



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