表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/69

1本の鉛筆

1本の鉛筆


 「1本の鉛筆が有れば、私は人間の命と書く」と美空ひばりが歌っている。私は1本のシャープペンでここまで書いて来た。仕事で使ったB4の紙の裏側を使っている。余裕が出来れば製本して世に出したい。最近、中古のパソコンを入手したので取り敢えず活字化している。もう少し余裕が出来れば、「ノウテンの街」の挿入歌をレコーディングしたい。<江南慕情>の中国の関係者に会ってみたい。出来れば復活して上映やテレビで放映したい。

バブルの頃にした事は今は4分の1以下の費用で出来る。私は映画業界の人間ではなかったので信用は皆無だった。その為全て細切れの前払いだった。お陰で、1万円有ればこれが出来る。5万円有ればあれが出来る。10万円有ればあれこれが出来ると手に取るように判っている。

 懐古主義ではない。広島や長崎に原爆が落ちて、多くの人々が突然夢と命を奪われた様に、東日本大震災で多くの夢と命が失われた様に、バブル崩壊で突然多くの夢が消えた。

しかし、ありがたい事に私の命は消えていない。生きている限り続きをしたい。又、しなくてはいけないと思っている。それが生きている証なのだ。テレビの東日本大震災の報道の中で共通のメッセージを聞く。

スポーツマン「思いを込めて必死にプレーする」

結婚する人「亡くなった人の分も幸せになる」

高校野球の選手「全力プレーを見せて被災地の人を元気付けたい」等などである。

私も今、被災地の人に何も役に立つ事が出来ないが、生きている限り夢を追求する姿を見せたいと思う。それが本書を書く動機である。<なあ~んや>が多くの皆さんの心に届く事を夢に見てシャープペンを置きます。

年月が過ぎて、本原稿はパソコンで補正しています。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ