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プロフェッショナル

プロフェッショナル


 私は「仕事は遊ぶように、遊びは仕事をするように」をモットーにしている。つまり、垣根が無いのだ。私と考えの違う人から見ると、「真剣に仕事をしているのか?」とか「お前の遊び方は窮屈だ」となる。

 仕事には遊びの要素を取り入れる。仕事上の作戦は映画シナリオを書くつもりで考える。そもそも仕事だけが仕事ではないと思っている。

 プロフェッショナルは略してプロという日本語英語になっており職業人とか専門家の意味で使われる。私は遊ぶ時プロを意識する。歌う時はプロになったつもりで歌う。歩く時はファッションショーや、舞台で歌手がマイクの位置まで歩く事を意識する。1年に1度位絵を描くことがある。その時も個展を意識する。最近テニスの壁打ちをするようになったが、年を取り、思うように走れなくなった現在でも、プロを意識して、新打法の教本を書いた。

*<硬式テニス新打法文芸社刊>

私は壁打ちだけで<硬式テニス新打法>と言う本を書いた。全くの素人でありながら、<江南慕情>と言う映画の脚本、監督をした経験から、素人である事が怖く無いのだ。

私より上手いプロのテニスプレイヤーは沢山いる。優れたコーチも沢山いる。しかし、その人達がテニスの教本を書く訳ではないのだ。私にはシナリオも本も書いた経験がある。但し、プロの様に儲けた経験はない。

<なあ~んや。儲けてないんかい>

テレビでドラマを見る時は監督になったつもりで見ている。

窮屈ではない。より密度の高い遊び方だと思っている。猫が遊ぶのは、餌を取る練習をしているのだ。毬がそのうち鼠に変わるだけである。


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