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生まれ月
生まれ月
そろそろ読者のみなさんも「なあ~んや」の使い方が判って「なあ~んや」と思っているのではないでしょうか。「なあ~んや」には単純なものから複雑なものまで使い方にもランクがあります。先ずは簡単な「なあ~んや」です。
私は小学校3年までは落ちこぼれていた。いじめにも会い、学校は嫌で嫌で仕方なかった。走ったら後ろから1~2番だった。もっとも、最下位を分け合うライバルがいた。学校の成績も良くなかった。周りのクラスメイトが皆、お兄さんお姉さんに見えた。
ところが、4年生になると努力もしていないのに成績も上がって来た。ローマ字の授業が始まると、今までの国語の弱さがハンディにならず、対等に競う事が出来たので突然勉強も好きになった。高校では国語力の弱さを英語でカバーする様にしたのですが、やがてその必要も無くなった。
私は3月22日生まれでわずか10日間遅く生まれていたら次の学年になっていた。小さい頃の生まれ月の差は大きくなったら判らなくなるが、当時の私には大きく影響していたのだ。「なあ~んや」と思ったのは高校に入ってからでした。