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第十七章 Bombay


Bombay (Liberté 146)



 甘い甘い、薔薇の香り。美しく、手入れの行き届いた城の薔薇園は、リスタにとっても気に入りの場所だった。時折、仕事を抜け出して散歩していた女王に出会うことがあったり、休みの時間が被った友人と散歩してみたり、宴会で飲み過ぎて火照った頬を冷やすために歩いてみたりした、想い出深い場所である。一人で此処を歩くのは、随分と久し振りだ。そんなことを思いながら、リスタは静まり返った薔薇園の中を、一人で歩く。

 赤、白、桃色、黄色……様々な色の薔薇が咲き誇るその場所は甘い香りに満ちていて、いつもだったら心が落ち着くのに、今日は酷く胸がざわつく。かといって一人で部屋にいるのも落ち着かなくて、こうして外を歩き回っているのだった。

 鮮やかな赤の薔薇と、淡い桃色の薔薇の花が、並んで咲いている。その花言葉は、もうじきこの城を去る友人たちにぴったりだった。

 情熱を意味する赤い薔薇。上品さを示す桃色の薔薇。彼らのように凛と咲くその姿は眩しくて……胸を締め付けられるような心地になる。

 そっと、花に手を伸ばした。柔らかな花弁を撫でればはらりと一枚それが散る。


「痛っ」


 思わず小さく声をあげて手をひっこめた。どうやら棘が刺さったらしく、色の白い指先にぷつりと赤い雫が浮かぶ。花弁を散らしたことを咎められたような気がして、苦笑した。

 もうすぐ、もうすぐ彼らの退団式だ。彼らがいなくなり、騎士団は新しい体制になる。別に彼らの部下を信頼していない訳でも、彼らと上手くやっていける自信がない訳でもないのだが……それでも。


「兄さん」


 不意に呼ばれて肩が跳ねる。慌てて振り向いたが、何のことはない。自分を"兄さん"などと呼ぶのは、弟だけなのだから。


「クオン、どうした?」


 微笑んで首を傾げれば、クオンもつられたように微笑み返す。そして優しい声で、いった。


「何か、考え込んでるみたいだったから」


 彼も少し、散歩に出てきたという。そこで一人何やら思案している様子の兄を見つけて、こうして声をかけてきたらしかった。彼の言葉にリスタは小さく頷いて、一つ息を漏らす。


「……ちょっと、なぁ」


 考え事が、あって。そう言う彼。クオンは少し迷う顔をしてから、唇を開いた。


「カルセ様とスファル様のこと?」

「! なんで……」


 どうしてわかったのかと、問いかけるリスタ。まだ確か、カルセとスファルの退団の話は正式には出回っていないはずなのだけれど。彼の銀灰の瞳が瞬くのを見て、クオンは小さく笑った。


「とっくに噂になってるよ。……後任が後任だし、ね」


 少し意味ありげなクオンの口ぶりに、リスタも小さく笑う。その理由は何となく、わかっていた。


「あの二人は仲が悪いからなぁ」


 カルセとスファルの後任の二人……ジェイドとアレクは仲が悪い。一応相棒同士ではあるし、最近は大分改善されてきたようだけれどそれでも時折喧嘩をする。そのことは他の部隊の騎士たちもよくよく知っていることのようだった。

 基本的に部隊長同士は連携して動くことも多いし、仲が良いに越したことはない。故に、話題になってしまっているのだろう。そう思いながらリスタは苦笑した。


「でもだからこそ上手くやっていけそうだっていうのは、あるよな」


 そう、クオンは言う。その言葉に、リスタは怪訝そうに首を傾げた。正直、上手くやっていけるとは思いにくいのだけれど……そう言いたげな兄を見て、"上手く言えないけど"と前置いて、クオンは言葉を紡いだ。


「お互いにないものを持っているからこそ上手くやっていけそう、っていうかさ」


 彼らの性格は正反対。頑固で力押しのアレクと、柔軟性があり論理的思考回路のジェイド。馬が合わないことも多々あるだろう。しかしそれは裏を返せば相手が自分にないものを持っているということ。それはきっと必ずしもマイナスという訳ではないのだろう、とクオンは思っているのだという。実際今まで彼らはパートナー同士として一緒に任務をこなしてきているのだから、と。


「あぁ、それは確かにあるかもしれないなぁ」


 リスタも納得した声をあげる。思えばカルセとスファルも似たような感じだったな、などと思ってまた少し瞳が翳った。あの二人も、対称的な性格だ。根本はよく似ているのかもしれないけれど……


「……それで、なんで兄さんは浮かない顔してたんだ?」


 そう切り出すクオン。兄がわざとその話題……彼の表情が浮かない理由を話すことを避けていることには最初から気づいていた。殊更表情が翳った今聞くほかない、と思ったのである。

 リスタは迷うように目を伏せる。口を噤んだままの兄をクオンはじっと見つめる。先を促すこともせず、ただ彼の答えを待って。

 やがて、リスタは顔を上げた。


「……笑うなよ」

「笑わないよ」


 何で兄の悩みを笑うのだとクオンは眉を寄せる。リスタはそれを聞いて少し安堵したような表情を浮かべた。


「寂しいな、ってさ。

 カルセや、スファルが騎士団からいなくなることが」


 ぽつりと吐き出した不安。それは言葉にしてしまえば一言で、けれどもその一言では表しきれない感情だった。

 寂しい、という言葉が果たしてその感情を表すものとして適切なのかわからないのだ。頼れる先輩たちがいなくなるのが不安なのか? 何も相談せずに退団を決めてしまった彼らのことが憎いのか? ……それら全ての感情は確かにあるのかもしれないけれど、彼らがいなくなるのが寂しいという感情が一番大きい気がした。


「クオには、何度も話したろ?

 スファルとカルセ……それに、クレースとは、ずっと一緒だったから」


 そう言ったリスタはふ、と一つ息を吐く。緩く吹いた風がふらふらと彼の髪を揺らした。

 頭に浮かぶのは、今までの思い出。スファルと、カルセと、クレースと出会ってから、彼らと過ごした日々の記憶だ。明るく笑い合い、時に叱られたり叱ったりしながら過ごした、かけがえのない日々。その中にいつも居た大切な友人たちの姿……


「尊敬できる先輩で、仲の良い友人で……統率官としての、目標だから……」

「居なくなってしまうのが、不安?」


 言い淀んだ言葉の先を紡いだのは、クオン。察しの良い彼に微笑みかけて、リスタは頷いて見せた。


「……情けないけど、そういうことになるな」


 そう言って、彼は肩を竦めた。やはり、結局は不安なのだ。今まで歩いてきた道にはいつも彼らが居た。頼れる先輩騎士であり、大切な友人である彼らの姿が。当たり前のようだったそれが消えてしまったその道を自分で歩いていくのが不安になったのだ。

 情けないな、と苦笑するリスタを見て、クオンはゆるゆると首を振った。


「情けなくはないよ。

 俺だって、仲良くしてるやつと離れ離れになるのはきっと、寂しいと思うから。

 いつまでも騎士団でいっしょにいる仲間と一緒に居られなくなったら……やっぱり、辛いと思うし」


 きっぱりと、クオンはそう言う。

 いつも傍にあったもの、共に過ごしてきた仲間と別れることは寂しいし、不安に思うはずだ。年が上だろうが、なんだろうが、そうした感情は変わりっこない。そう、クオンは言う。

 弟の言葉に励まされたように、リスタは少しだけ、表情を緩める。不安を口に出してみれば、そしてそれに対する弟の言葉を聞けば、幾分、気が楽になった気がした。


「そう、かな。

 ……はは、まいったな。お(クオン)の前では、兄ちゃんらしくいたかったんだがなぁ」


 情けない兄さんでごめんな、と彼は詫びる。クオンはその言葉に一瞬きょとんとしたが、すぐに笑い声を立てて、首を振った。


「兄さんはいつだって、しっかりものの兄さんだよ」


 優しい声で、彼は言う。それを聞いたリスタは一瞬息を詰めた後、酷く下手糞に笑った。


「……ありがとう、クオ」


 少しだけ、声が震える。その言葉と同時に優しい弟を軽く抱きしめたのは、一筋頬を伝い落ちていった雫を見せたくなかったからだった。




***




 少し控えめにした照明の下、積み重ねた本を箱に納める。積もった埃をふぅと息で払って、長い淡水色の髪の青年は苦笑を漏らした。

 長く手に取らなかった本も多い。全てを持ち出すには一体どれだけ時間と人手が必要か分かったものではない。そもそも、自分の家に入りきるかも微妙なところだ。必要でない本は此処に置いていくか、図書館に入れるかしようか。そんなことを考えながら、溜息を吐き出したその時、こんこんと軽いノックの音が響いた。


「どうぞ」


 開いていますよ、と短く返せば、控えめにドアが開く。猫のようにするりと入ってきた緑髪の少年は恭しく頭を下げた。


「失礼いたします」

「おやジェイド、珍しいですね」


 そう言いながら微笑むカルセ。彼の藍色の瞳に映ったのは優秀な部下……ジェイドで。


「夜分にすみません」


 ジェイドは眉を下げ、すまなそうに詫びた。


「気にしなくて大丈夫ですよ、そろそろ休もうとも思っていましたしね」


 そう応えながら、カルセは手にしていた本を置いた。事実、一息つくのも悪くない。大分片付けも進んできたところだ。


「紅茶でも淹れましょうか」


 そう言いながら彼は備え付けのキッチンに立つ。此処で紅茶を入れるのはあと何回くらいだろうか、と考えてカルセはそっと藍色の瞳を細めた。

 ジェイドはおとなしく、椅子の一つに腰かける。昔はよく手伝うと声をかけたものだが、何度声をかけたって彼が手伝わせてくれないことは経験上わかり切っている。"勧められたら素直に従っておくのも礼儀ですよ"と窘められたのは、何年くらい前の話だったろうか。そう思いながらジェイドはぐるりと部屋の中を見渡した。


「……大分、片付けたのですね」


 ジェイドは自分がよく見てきた部屋より大分がらんとした部屋を見ながらそういう。研究の成果を見てもらうため、或いは任務の報告のために訪れたこの部屋は、自分の部屋の次によく訪れた場所かもしれない。故にある程度のものの配置や雰囲気は憶えているのだが……それと照らし合わせると、大分すっきりと片付いてしまった。それが少し寂しい、と思いながらジェイドは翡翠色の瞳を細めた。


「えぇ。流石にこれだけ本があると、片付けるにも時間がかかってしまいますから」


 カルセはそう言って苦笑を漏らした。ジェイドはその言葉にふっと笑みを零す。


「確かに、先生のお部屋は本が多いですから」


 そう言いながらジェイドは傍にある本の一冊をそっと撫でる。自分が知らない国の言葉で書かれた医学書などもたくさん置いてあって、まだ幼い頃、興味本位で彼の不在中に忍び込んで読もうとしたこともあったっけ、などと思い返しては懐かしくなった。


「貴方が使えそうな本は置いていきますよ。

 私も時折、城を訪ねてくることもあると思いますし」


 ティーセットを片手に戻ってきたカルセはそういって、ジェイドに笑いかけた。ジェイドは師の言葉に頷いて、言う。


「えぇ、是非そうしてくださいな。

 僕ではまだ、知識不足な点も多々ありますので」

「おやおや、謙虚ですねぇ。

 貴方はもう少し自分に自信を持っても良いのですよ」


 そう言いながらカルセは少し蒸らした紅茶を二つのカップに注ぎ入れる。差し出されたそれを受け取って、ジェイドは口をつけた。

 カルセも彼の傍に腰かけて、自分のカップに口を付ける。少し、味が薄かっただろうか? そう思いながら眉を寄せていれば。


「……先生」


 静かな声で呼ばれて、カルセは顔を上げる。涼やかな翡翠の瞳の彼が、どこか思いつめたような表情で見つめている。カルセはゆっくりと首を傾げた。


「何ですか?」


 大体彼が訪ねてきた理由は予測出来ていたが、わざと問いかけた。彼は如何せん自分の気持ちを言葉にするのが下手だから。……自分が言える立場ではないことはわかっていたけれど。


「……僕で、本当にやっていけるのでしょうか」


 カルセに促されて、彼は言葉を紡ぐ。所在なさげにカップの縁に指を滑らせながら。


「僕で、先生のように、上手く統率官としてやっていくことが、出来るでしょうか」


 彼がそうした不安を言葉にするのは、珍しいことだった。いつも凛としていて、冷静で……故にアレクと喧嘩をしている姿もよく見るものだから。それほどまでに不安なのだろうか、と思いながらカルセは藍の瞳を細める。そして、少し懐かしむような顔をしながら、言った。


「私も、そう思いましたよ、私の先生にその任を告げられた時」


 そんなカルセの言葉にジェイドは大きく目を見開く。先生が? と言いたげな表情を見てくすりと笑みを零しながら、カルセは頷いた。


「最初は、上手くいかないことも多かったですよ。

 信用もなく、実力も実績もなかった。私も、ただの騎士だったのですよ」


 まるで、昨日のことのように思い出す。愛しい恋人(ヒト)を失い、冷静さを欠き、周囲への関心も感謝も忘れていた自分。情けない自分に皆がついてきてくれるのかと不安に思い、こんな自分に何故と上官を問い詰めたあの日。それでも、"大丈夫だ"と告げてくれた、優しい上官。

 自分は今、彼のようになれているだろうか。そう思いながら、カルセは眼前の部下に告げる。


「だからきっと、貴方も大丈夫です。私が見込んだのですから、自信を持ってくださいな」


 彼は、あの時の自分より余程しっかりしている。周囲を大切に思い、支えようとする。喧嘩こそするもののアレクのことも大切に思っていることはよくわかっている。

 だから、きっと大丈夫。そうカルセは彼に告げてやる。

 ジェイドは彼の言葉に一度、二度、と瞬きをする。それから表情を引き締めて、力強く頷いた。


「……ありがとう、ございます」


 頑張りますねと、彼は言う。その声に頷いてやりながら、カルセはそっと彼の頭を撫でてやった。さらさらとした緑髪を指先で弄べば、大人びた表情を少し崩して、ジェイドは言う。


「子供扱いはやめてくださいな」


 そう言いながら少し拗ねた顔をするジェイド。珍しい彼の様子に喉の奥で笑いながらカルセはその手を離した。


―― 嗚呼そうだ。


 この子はもう、頭を撫でられて喜ぶ子どもではないのだ。いつの間にか、こんなにも頼もしく育ってくれた。それはとても幸福だと、そんなことを思いながらカルセはそっと目を細めたのだった。




***




 夜の訓練所に響き渡る、鋼と鋼がぶつかる音。甲高いその音は小気味よい。腕に伝わる痺れに目を細め、スファルは眼前の少年を見た。

 荒く息を吐き、何度でも自分に飛びかかってくる頼もしい少年。剣をしっかりと握り直し、雄叫びと共に斬りかかってくるのを自身の剣で往なしながら、スファルはふっと笑った。

 はっはっと走り続けた犬のような呼吸をしている彼。ここらが終わり時か、と思い、スファルはもう一度飛びかかってきた彼……アレクの剣を強く払った。


「あっ」


 短い声。音を立てて地面に転がる剣。その持ち主はぺたりとその場に座り込んで、荒く息を吐きながら一度床を殴った。


「クッソ!」

「大分強くなったなぁ」


 笑いながらそんな彼に手を差し出して、スファルは言う。感慨深げなその声に笑いながら、アレクは素直にその手をとった。


「っは……ぁ、まったく、スファル様には、敵わねぇ……」


 そう言いながら立ち上がり、剣を拾いあげる。こうして剣を弾き飛ばされるのは一体何度目くらいだろうと思いながら、彼は一つ溜息を吐き出して、呟いた。


「スファル様が(ここ)を発つ前に一度くらい勝っておきたかったんだが」


 がしがしと頭を掻いて彼はもう一度溜息を吐く。


「ははは、出来るもんならやってみろ?」


 闊達に笑う統率官。大分強くなったなどといいながらも自分に負ける気などさらさらないであろう統率官。その姿に苦笑を零す。


「くっそ」


 もう一度そう呟いて、アレクは肩を竦めた。そして弾き飛ばされた剣に欠けや破損が無いかを確認しながら、彼は呟くように統率官の名を呼ぶ。


「……スファル様」

「何だ?」


 いつも通りの声で返されて、アレクは一度言葉を飲み込む。橙色の瞳で見据えられて、アレクの茶色の瞳が小さく揺れた。

 スファルは先を促すこともせず、じっと彼を見つめる。話したいことがあるのならきちんと自分で言葉にしろ、というのはスファルが常に部下たちに伝えてきたことだ。言葉にせずとも察してもらえるなどというのは甘えだ、と。

 言いたいことは、たくさんあった。不安なこともたくさんあった。それを口に出せばきっと、スファルはその一つ一つに言葉を、答えをくれるだろう。

 しかし……本当に伝えたいのは、そんな言葉ではない。

 暫しの沈黙の後、アレクは一度小さく首を振った。それからすっと顔を上げる。強い意志を灯した瞳で真っ直ぐにスファルを見つめ返して、彼は口を開いた。


「……俺にとっての目標は、いつまでも貴方だ」

 

 貴方がこの騎士団を去っても、部隊長でなくなっても。力強い声で、アレクはそう言った。

 その言葉にスファルは目を見開く。アレクは真っ直ぐな気質ではあるが、そうしたこと……少し気恥ずかしくなるようなことはそうそう口にするタイプでもない。しかし、その言葉は決して負かされた意趣返しなどで言われたわけでないことくらいは、わかる。だからこそ、スファルは小さく頷いて、短く答えた。


「おう」

「いつでも、遊びに来てくださいよ」

「勿論だ!」


 に、と笑みを送ってやる。すると彼も笑った。そしてもう一度、剣を構え直す。


「もう一戦、お願いできますか?」


 少しお道化たような声音で彼はいう。きらりと、少し挑発的に彼の茶の瞳が光った。


「はは、懲りねぇなあ」


 仕方ないというように剣を構えるスファルも何処か嬉しそうな、それでいて何処か寂し気な表情を浮かべていた。











第十七章 Fin

(ボンベイ:一人にしないで)


 

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