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一人ぼっちの魔法使い  作者: mikibo
第一章 仲間
2/5

プロローグ

始まりです!

説明長いから、いやになっちゃう人多いかもしれません。

初めと終わりと読んでいれば、6割ぐらい分かるはずです。


できたら、最後まで読んでください。


世界暦3297年



今から約200年前に物理的にありえないことを事象として現実世界に再現するまでに科学は発達した。



人々は数字を使って変数を入力することで演算された結果を現実世界に投影し魔術を使う、そんな世の中となっていった。




   ~    魔術理論      ~


いち、その力は型なり、用途を選びて道を示せ。


、その力は属なり、色彩を選びて性を示せ。


さん、その力は形なり、容姿を選びて心を示せ。


、その力は方なり、行方を選びて敵を示せ。


、その力は心なり、水準を選びて力を示せ。



この5つは、科学が生み出した魔術の心得にして全てである。


其の壱

用途は攻撃、防御、補助、回復、操作の5つ。


攻撃は対象を壊す力。

防御は対象を守る力。

補助は対象を助く力。

回復は対象を癒す力。

操作は対象を操る力。



其の弐

属性は炎、水、風、土、光、闇、時、空。

それぞれが色を象徴し、色が属性を顕す。


焼き尽くす真紅の炎。

凍え氷らす青碧の水。

巡り広がる深緑の風。

震え荒れる浅黄の地。

満ち照らす純白の光。

削り喰らう漆黒の闇。

流れ止まぬ白銀の時。

しぼみ膨らむ黄金こがねの空。




其の参

容姿は魔術の意を示す。

その形を持つ理由は


それで戦うために攻撃は相手を倒す形。

それは護るために防御は味方を囲む形。

それを補うために補助は自身を思う形。

それが癒すために回復は他者を労る形。

それに抗うために操作は物質を使う形。




其の肆

行く手は魔術に示すもの。


自身に宿す

味方を助く

宿敵を挫く

大地に集う


その術は数多くある。



其の伍

力には加減が必要である。

しるべ無き力はただの暴力。


初級、中級、上級、超級、神級。


初級・コア

其はすべての基礎となり始まりとなるもの。

威力は低いが術の数は多い。


中級・ベイシック

其は基礎より進みしその過程となるもの。

威力は強まり、その種類は増える。


上級・アドバンス

其は万人の使える最高の技なり。

威力は強いがその種類は減る。


超級・アルテマ

其は選ばれし者の御業なり。

この強き力に人は集う。


神級・ディヴァイン

其は頂に座す大いなる力なり。

この力を掴み取ったものはいない。

ただ、それぞれの属性が一つずつ持つ。



これらの魔術を使うためには特別な機器が必要であり、私はそれを発動体と呼んでいる。


  ~  著 エルクラスト・サルマーダ ~



パタン。

少年は何度も開いてきた教科書の冒頭見て閉じた。



この世界が生んだ魔術。

演算によって生み出される力。


全世界で普及した科学によるその恩恵を受けつつもその世界から真の意味で浮いたただ一人、そう独りな少年。

その少年は、生まれてきてから15年、孤独であった。

親はいるし、友は数は多くないがそこまでさびしくはない。

ただ、その少年の孤独はこの一言に尽きる。



「僕はどうしてみんなと違って魔法・・が使えるんだ。」



もうひとつの作品ができる前に書いてしまったので、更新速度は期待しないでください


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