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霧月

作者: 善行 望


  君は月を運ぶひと


  なにも見えない夜に


  満たされた明るさを届けるひと


  

  君は孤独かい?



  街は霧に包まれ


  胸の奥に秘める幾つもの満月は


  ぼやけて ふやけて


  騒がしい言葉の影に


  欠けていく光り



  君は月の形を知る


  その手のひらで

 

  失った弧を描き


  失意の偽りを丸にして


  満点を与えることが出来るひと


  君は言葉で波風をたて


  霧を晴らすことの出来るひと



  君は それを悲しむかい?
















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読んでくださりありがとうございました。

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