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スウィートビター  作者: そらあお
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『押し入れの中の秘密-3』

 昂平はアパートの部屋で、何か飲み物でも飲もうかと、立ち上がった時、昂平の携帯電話に電話がかかってきた。

昂平が着信相手を確認した。番号は通知されていたが、知らない番号からであった。


昂平が電話に出た。相手の声を聞いて、すぐに誰だか分かった。


「良かった。番号、変わってなかったんだ!?」


その声はとても懐かしかった。


昂平が今までただ一人だけ真剣に付き合った女性、二十二歳の頃から三年間付き合った生駒芽依イコマ メイからであった。


「今、東京に来てるんだよ。良かったら会えない?」


昂平には断る理由はなかった。いや、むしろ会いたかった。昂平はすぐに芽依と会う時間と場所を決めて、携帯電話を切ったのであった。

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