表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スウィートビター  作者: そらあお
105/152

『悲しみバレンタイン-2』

 上村は多摩西署の署長室に呼ばれていた。無精髭の残る顎や頬が、上村のショックを物語っているようで、とても痛々しかった。


「暫くの間、自宅謹慎を命じる」と署長の元田が上村に告げた。


「署長」


「何だね?」


「謹慎を一ヶ月、いや、二月十四日まででいいんです。そこまで先延ばしに……十五年の節目だけでも」


「君は自分の立場を分かってないようだ」


「……」


「君は事件の重要被疑者である藤田哲平を死なせてしまった」


「あれは……」


「過失かも知れない。が、そんな言い訳は、少なくともこの警察内部では通用しないし、世間一般相手には更に通用しない」


「……」


「懲戒免職でもおかしくないところを……謹慎に止めたんだ」


「……」


「これ以上、私に恥をかかせないでくれないか」


「……」


「以上。行っていい」


「……失礼します」と上村が敬礼をし、部屋を後にするのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ