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マヤのプールサイド

サニーとのプール。


いつもに増してドキドキしていた。


サニーの笑顔に照れる。


サニーに水着を褒められてすごくうれしかった。


帰りのバス、サニーの肩に頭を置いてみる。


まだ濡れている髪がくすぐったい。


サニーは寝ているから気づかないだろう。


そう思っていたら、サニーが頭をなでてきた。


(え。なんで。)


うれしさと同時に鼓動が早くなる。


どうしたらいいかわからず、ただ寝たふりを続けた。


家の近くのバス停につき、サニーが私を起こす。


日焼けだろうか。サニーの顔は赤かった。


「今度はどこ行こうか?」


サニーはいつものテンションでそう言う。


「そうだなあ。」


どうしよう。この気持ち、抑えられる気がしない。


「マヤ?なんかぼーっとしてない?」


「え?そんなことないよ。」


会話がぎこちなくなる。


「ねえ、あそこの公園よって行かない?」


勢いで誘う。


「うん、いいよ。公園行く前にアイス買おうよ!」


「いいね」


サニーはいたっていつものテンションだ。

なんか寂しい。この気持ちは私だけなのか。


アイスを買って公園につくと、すぐに食べ始めてた。


「マヤっていつも、ソーダ味だよね。」


「そういうサニーはいつもバニラだろ?」


へへへ。と笑ったサニーの顔が愛おしい。


私はついサニーのアイスを一口奪う。


「ちょっと~!何してるの!」

サニーはかわいく怒る。


「サニー。好きだよ。」


さりげなく言ってみる。


サニーは驚いた顔をしていた。


「え?え?何?」


サニーは慌てる。


私は改まる。

「私は、サニーのことが、好き。ずっと一緒にいたい。」


サニーは一瞬きょとん、として、

「私も同じ気持ち。」

と言って抱き着いてきた。


抱き合うことはよくあるけれど、この時は特別だった。

「ちゃんと好きって言ってよ。」


サニーは顔を赤らめて、私の耳元で言う。

「好きだよ、マヤ。」

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