表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無双させて下さい  作者: にのまえはじめ
5/6

かなり短いです。

すみません。

「あれ?もう一人居た筈ですが……」


国の奴が白々しく言う。

それに対し、涙を堪えるように返す。


「彼女は……

彼女は、事故死しました。」

「事故死?」


俯きがちに状況説明をする。


「はい。

僕と少し口論になりまして……


熱くなった彼女がそのまま転んで…

そこにあった剣が彼女の目に突き刺さって…

彼女は…うぅっ…お゛ぇ゛っ゛」


「分かった。

取り敢えず後で話を聞くから一旦休んでろ。」


一旦別の部屋で休まされる。


小声で「皆さん、暗い空気を作って下さい。」と言い、有言実行せんと俯きながら軽く嗚咽を漏らす。


「そろそろ落ち着いたか?」


「うぅっ…はい…

なんとか落ち着いて来ました。」


「こんな状況で何だが、最初の戦闘だ。


西の方にあるグリグラの町が、魔族に襲われている。

近くにそいつらの拠点……というか、町だな。

そいつらの町がある。


そこを攻め落とせ。


期限は3日後。

準備資金として金貨20万枚。

頼むぞ。」


「はい…。」


そして彼は去って行った。


「よっしゃみんなぁ!

作戦会議やあ!」


「すげえっすねその切り替え。」

「う、うぅっ……人が、死んだ……殺した……うぅっ…」


「ショック受けるのは良いですが、この事バレないようにして下さいね?」


それに対し主人公クン取り巻き(女)Aがこう返す


「ちょっと冷たくありませんか?

目の前で人が殺されて、ショックを受けるのは仕方無いじゃないですか。」


「ん?

そうだよ。仕方無い事だし、それに対し俺は冷たいよ?


詮無い事だろ。

これから俺らは、虐殺を行う。

返り討ちに逢うかも知れないし、戦死する可能性だって十二分にある。


そんな事に構ってやれる程の余裕は無いんだよ!」


「それで?

虐殺はどうやるんですか?」


田中さんが聞いてくる。


「俺は、この世界に始めての化学兵器を造ろうと思っている。」

「化学兵器?」

「ああ。

天然痘って知ってるか?」

「あの、人類が始めて勝った病気っていう…」

「その天然痘だ。

これをばら撒く。

そのたまに、牛と茶碗蒸しが必要だ。


見つけてきて準備資金で買ってくれ。」


「茶碗蒸し?」

「茶碗蒸し。」

「茶 碗 蒸 し ?」

「茶碗蒸し。」

「茶

  碗

   蒸

    し

     ?」

「茶碗蒸し。」

_人人人人人人人_

> 茶碗蒸し? <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄」

「茶碗蒸し。」


「茶w「しつこい」

「('・ω・`)」


「チッ。

兎に角、茶碗蒸しとチッ、牛チッを見つけてチッくれば良いのね?」


「舌打ち多くないすか?

まあ良いや。

そう云う事です。


これで化学兵器とそのワクチンを作ります。」


「で、他には?」


「唐辛子を安定供給出来る取引先と、ドMで職にあぶれている人を探してくれ。

護身、拷問に使う武器を作る。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ