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アメコミ風 月影の庭  作者: 淀川馬琴
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真の忍者

柳生は天下泰平の世で生まれ、

道場で剣の修業をした。


免許皆伝だったが、それは非戦闘時の武将が身を守る為の剣だった。

自分からの攻め手に欠けていた。


一方、犬塚の剣は戦国時代の鎧兜を叩き斬る剣。

後の先にも付き合わず、戦場にある物を利用して揺さぶった。



服部は柳生が敗れる瞬間を屋根の上から見守っている。


犬影は服部に背後から忍び寄り、首を斬り飛ばした。


その首を柳生に投げ落とす。


柳生「お上に逆らってタダで済むと思っているのか?」


犬塚「知らん、仇を討つのみ」


柳生は斬り捨てられた。



江戸から派遣された者に死人が出た事で、

大坂城代の松平にも悪事の全てが耳に入った。


しかし町奉行北条の横領も含めて責任を取らされるのは松平となった。


江戸は初めから松平を糾弾するつもりだったのだ。


全ての責任をとって切腹する松平は最後にこう言った。


松平「義賊の正体は私だ」



こうして犬影は皆に守られてその存在を世間から消した。


犬影は大坂を離れ、腐敗する江戸へ向かった。

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