表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アメコミ風 月影の庭  作者: 淀川馬琴
11/15

恵みの雨音

越後屋は寝床に入っているが眠ってはいない。


用心棒二人も同じ部屋で座っている。

交代番なのか一人は眠っていた。


屋敷内の近くには他に誰も居ない。

つまり三対一。


日を改めれば天井や床下は対策され、

用心棒も増えて侵入は困難になっただろう。


しかし犬影は今夜もう一度戻ってきた。


そして雨が降ってきた。



雨が侵入者の課題全てを解決する。


部屋には行灯が二つ灯っていた。

その一つを静かに湯呑で水を掛けて消す。


明かりが一つ消えた事でもう一方の行灯を用心棒が手に取った。

消えた行灯に近寄る用心棒に桶で水を掛ける。


「賊が居るぞ!」

叫んでもすでに暗闇の中。


千里眼の犬影以外どうしようもない。

用心棒二人と越後屋は斬り殺された。



翌朝、東町奉行の北条が越後屋殺害を知った。


越後屋は散々恨みを買っていたのだから殺されて当然でもある。

問題は北条自身の横領を知る者が居るかだった。


思えば先日、江戸の御庭番も返り討ちに遭っている。

義賊はかなりの手練れ。


奉行所にとっては無視できない義賊。

このまま放置すれば責任を取るのは北条でもある。


北条は義賊討伐を上申し、大坂城代松平も江戸も協力する事で同意した。

松平もさすがに反対は出来ない。


新たな御庭番の派遣と与力同心の増員が決まった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ