従兄とサーバルキャットちゃん
私には年の離れたいとこがいる
哲也君(仮名)は不思議君だ
でも人としての常識や優しさは備えている
英語の勉強をよく教えてくれた
ある日、彼が自分の部屋にいると
居間で電話している母親が声が聞こえてきた
どうも古い知り合いのおばさんと話してしているようだ
母「なんでもいいからお願いします ええ、なんでもいいです」
母「なんでもいいからお願いします はい、なんでもいいからお願いします」
なんでもいいを連呼しているので
口調が真剣な割には、ずいぶん投げやりな会話だなあ 何を話しているんだろうと思った
母「なんでもいいから哲也のお見合い相手を探してください」
!?
お母さん馬鹿な息子を持つと苦労しますね ごめんなさいと思ったそう・・・
さて何でもいいというのは何がくるのだろうか?
動物園のチンパンジーとかか?
哲也君はオタクなのでサーバルキャットちゃんとか喜びそうだな
何がくるのか楽しみではある うん
後日談であるが
結局、究極の譲歩をしたにもかかわらず
チンパンジーすら来なかった・・・