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1ー1ー2 廊下を走った
本当亀投稿でごめんなさいな
書きだめって必要ですね...
なんというか...不幸だ...
曳かれたせいで遅刻した俺は、まだ冬の寒さが残る廊下を教室目指して走っていた。
ここがグンマ東雲学園、俺が通う高校だ。農業、工業、商業、林業、国際、芸術、スポーツ、魔導...etc と、膨大な量の学科を盛り込んだこの学校 とにかくめちゃくちゃに広い。
学科が増える度に建て増しを行った結果として、校舎はジェンガ上に重なり、迷宮と化している。あちこちに地図や、看板、挙げ句の果てには校内案内のアプリが出るほどである。
もうとっくに始業のベルは鳴り終わっている。
今、頭にあるのはいかに真実味を帯びさせて今朝の出来事を説明するかということだけである。
無理だろ...いや、やってみせる。
ガラリとドアを開け、言いはなった。
「曳かれました!」
2分後、俺は廊下へと舞い戻った
........あ........主人公の名前まだだしてない。