表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

1-1-1 女子に曳かれた

初投稿です!

一話、一話がめっちゃすくないです・・

ちょこちょこ更新してきますので

どうぞご覧ください!

女子に曳かれた。

いや、誤字ではなく曳かれた。

正確に言うと女子が乗っている自転車に曳かれた。


4月の終わり、ようやく高校での新生活やら、授業やらに慣れ始めたころ

緩み始めた俺の生活リズムが巻き起こした。

寝坊というありがちなミスによって惰眠は完膚なきまでにぶっ壊れた。

やばい・・・やばい・・やばい・やばいやばいやばいやばいやばいやばい

やばいやばいやばやばやB・・」

焦るとなかなか制服のボタンが通らない

「弟よー・・声に出てるぞー」

うっせぇ糞ニートォ!

二階から眠そうな目をこすりながら長い髪を後ろで束ねジャージの上だけ着た、

というと誤解がありそうだな

一応・・パンツは履いてます()

我が家が誇る自宅警備員

わが姉、鉄兵てっぺい ひびきである。

朝食も食べずにバッグを肩に掛けていると

「まぁまぁwそんなに焦るな弟よ~今ならダッシュで間に合うぞ~?」

そう彼女はおちゃらけて言った。

「じゃあねぇちゃん、警備よろしく!」

そう言ってスニーカーを足に引っ掛け走る。

やっぱりリュックにすればよかった...

ボストンバッグがぶらぶらと揺れる


高校へと向かういつもの交差点

季節柄、桜のピンクが妙に目につく

遠目から見ても信号が変わるタイミングはわかる。

完璧に間に合わん...

いや、まだ行ける...

そう確信して縁石へと足を伸ばす。ギャルギャルギャルギャルとブレーキ音がする

おい..?おれにブレーキなんかついてたっけ?

そう思い振り返ったら金と黒が見えた

説明するとこの金は金髪で、黒は自転車のタイヤの黒である。

まぁブレーキ音は、おおかたドリフトでもしたんだろ..

俺の体は加速のため、前傾姿勢になっていた。

自転車は縁石へと乗っかって、宙へういていた。

そうして奴は器用にママチャリで俺の頭を踏み台にして飛んだ。

俺は倒れた。

奴は向こう側へとたどり着いた。

信号は赤に変わった。

俺は遅刻した。

主人公の名前すら出ない一話って…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ