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作戦開始!

4話目です。

 作戦当日、プッコ達は敵に気づかれないようにエコー(音を反響させることによって敵の居場所や人数、物を探知することができる能力。)を遮断する隊服を着ていた。

 他の班は予定どうりの配置についている。後は合図を待つだけだった。

 しかし、予定の時間が来ても合図がこなかった。それどころか通信すらままならない状態だった。

 そこで、ベナが「ひとまず様子を見に行ってはいかがでしょうか?」と意見を出した。

 「しかし、それでは・・・・。」とラサはやや困惑したような表情で、言葉もいきずまっていた。

 意見を出し合っているうちに、不意に連絡が取れた。第10班からだった。

 「どうしたんですか!今まで連絡できませんでしたが。」ラサは急ぎ口調で言い放った。

 「す・・まな・い。お前らは急いでごほ!本部に伝えろ。はぁはぁ。」かすめたような声だった。

 「一体どうしたんですか!」ラサは声を荒げた。

 「全滅・・だ。他の・・班はわからない・・・うらぎ・・・・・・。」通信が途切れた。

 「・・・・引き返そう。」ラサはそう呟いた。

 それに対しべナが「しかし、敵からのジャミングを受け、本部からの連絡が取れない以上どうすることも・・それに・・。」ベナは口を止めた。自分でもどうすることもできないことがわかっていたからだ。

 「確かに、10班がやられたことは・・・無念だ。他の班が心配なのもわかる。しかし、10班に託された以上は報告することが先だ。違うかい?」

 べナはラサの意見に対し言い返すことができなかった。

 プッコ達4班は入り組んだ山の中の道を引き返していった。思えば、見張りの人数が少なかった所からして罠だった可能性がかなり高かった。

 悔みつつ、山を下った。何時間経っただろう。早く戻らねば、と隊員達の気持ちは焦りで埋め尽くされた。

 そんな中、「!総員構えろ!!」突然、リーダーのラサが声を大きく上げた。

 隊員達は一斉に構えに入った。

 「ほう、私達のステルスを見破るとは、中々の獲物ではありませんか。」ガスマスクを被った人型のエイリアン達が、姿を表した。中心にはリーダらしき男が立っている。

 「ここを通りたくば私を倒すしか、選択肢がありませんよ?」

 うっすらと笑みを浮かべながらリーダらしき男は言い放った。

 「ソープス俺は時間を稼ぐ、その間に<あれ>を準備しておけ。」とラサが小声でソープスに伝えた。

 「はっ・・ごほ」

 「貴様は何者だ!」ラサは距離をとりつつ質問をした。

 「おお、これは失礼。私の名はコウゾイレと申すものです。あなたは第4班、班長ラサ殿とお見受けします。」

 「・・・・残念だが、裏切り者がいるという情報は確かなようだな。」ラサは歯ぎしりをしながらそう答えた。

 「YES、あなたは中々優秀だ。しかし、鈍感な方ですね。なぜ、我々がガスマスクを被っているのか?未だ、お気付きになられないとは。」

 ラサは慌てて周囲を見渡した。周りには無数の兵が囲んでいる。「こ、これは幻覚か!」班員は動揺した。

 「では、戦闘開始と行きましょうか!!」

 

色々タイトルと内容がずれてしまいました。

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