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40話 やるべきこと

シャルム、レイ達の住む国


ゲーグナ、ナハト達のいる国


レイ「なんだよ…これ…」



なにか「どうしたの?」











レイ「…モーゼとあなたの会話を見ました」



なにか「!?」

「そうかい…」



レイ「本当なんですか?」

「魔力を消費したい本能とか、あなたが魔法使いから魔力を奪ってるとか、」



なにか「奪うって言い方は違うと思うけど……」

「まぁ…本当だよ」



レイ「……そうですか」










レイ「なら、最後の発言はどういう事なんですか?」



なにか「最後?」



レイ「はい」

「あなたがモーゼに最後に言おうとした、自分よりも得をしているものってやつです」



なにか「あぁ…それね」

「うん、私より得をしているもの、」

「それは魔力だよ」



レイ「…魔力?」

「どういうことですか?」




なにか「…本来なら、魔力なんて物はこの世界が創られた時に消えて無くなるはずだったんだ」

「そこにたまたま、魔力を貯蔵できる私が生まれた」


「これは偶然だと思うかい?」

「まるで魔力がこの世界から消えない為に、私を作ったみたいだ」



レイ「………」




なにか「まぁ、これだけなら偶然で片付けてもいい」


「私は魔力を貯蔵もするけど、栄養にもするからね」

「あのままいけば、私が全ての魔力を喰いつくして終わりだった」


「だけど、それで終わらなかった」

「偶然、私がこの星に不時着し、偶然魔力が溢れて、それが偶然、人間を魔法使いに変化させた」


「そればかりか、魔法使いは自身で魔力を生み出し、更に消費することで魔力を増やすことが出来るようになった」


「おまけに、魔力を消費したい本能まで持ってね」





「私には、魔力が自身の数を増やそうとしているように思えるんだ」




レイ「?!」

「数を増やす……」



なにか「まるで生き物のようにね」



レイ「生き物…」



なにか「まぁこれは、何の確証もない私の妄想なんだけどね」


「でもこの一連の出来事は、偶然と考えるには魔力に都合が良すぎる」

「私はそう思ってる」





レイ「魔力が生き物…」


(そんなこと…考えた事も無かったな)

(でも…これも全部嘘かもしれないしな)


(いや…やめよう)

(今はこんなこと考えてる暇は無い)


(目的を思い出せ、俺はナハトを止める)

(そのための魔法を、記憶から探すんだ)



レイは再度、記憶の探索に戻るのだった
































ゲーグナ東端


ファーストシンボル、レーヴェンファイル


首謀者、ナハト・シュレッケン


2人が対面している





ナハト(私がシャルム(そっち)に兵を送ってから、まだ1時間位しか経ってないんだけどな、)


「はやかったね、レーヴェン・ファイル」





空中に浮かぶレーヴェンに、ナハトは地面から声をかける





レーヴェン「当然だろう、自分の国が攻撃されているんだ」


(白髪、白と黒のオッドアイ、肖像画のままだな)

「お前が、ナハト・シュレッケン本人か?」





ナハト「そうだよ」



レーヴェン「そうか、ならば警告する」

「今すぐシャルムへの攻撃を停止し、降伏しろ」





ナハト【命操】「リブ・ロール・ディーネン」

ナハトはレーヴェンの警告を無視し、攻撃を仕掛ける




ナハトの周囲の植物が急速に成長する


木の(みき)を鋭利な形状に変化させ、レーヴェンに突き刺そうとする




レーヴェン【斥力】「ヴィゴーレ・ドラッケン」


レーヴェンは自身に迫る植物を斥力、すなわち反発する力で相殺した




レーヴェン「返答くらい言葉を使えよ」




ナハト「悪いね、私は口下手なんだ」









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