36話 戦い
シャルム帝国、主人公達の住む国
ゲーグナ、ナハト達がいる国
ゲーグナ
ナハトの演説が終わった頃
ナハト「後は奴らに暴れてもらおう」
ブラッド「全員の移動を確認しました」
「ケルベロスの輸送は引き続き行います」
ナハト「頼む」
ナハト「!」
何者かが、ゲーグナに急速に接近していることに気づく
ナハト「ブラッド、私をゲーグナ東部に転送してくれ」
「居場所が知られた」
ブラッド「!」
ナハト「予想以上だよ、ファーストシンボル」
ファーストシンボルの魔法使い、レーヴェン・ファイル
首謀者、ナハト・シュレッケン
2人がぶつかろうとしている
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シャルム帝国
ローゼ【空間】「エスパース」
サードシンボル、ローゼ・ヒストリーゲルが敵を倒していく
だが、転送ゲートからケルベロスは補充されている
「やはりあれを何とかせねば」
ローゼはゲートを閉じるため、大木を処理しようと動く
ケルベロスを倒しながら進み、遂に大木を射程に捉える
ローゼ「エスパ…!」
ローゼが魔法を放とうとしたその時、突如背後から切りかかられる
ローゼは間一髪でそれを回避し、距離をとる
「まじかー!、避けられんのかー!」
「お前、価値あるぜ!」
ローゼ「貴様、何者だ?」
「俺か!、俺はタークスフリーゲ!」
ローゼ「…」
ローゼは相手、及び周囲を確認する
そこには、人間、魔法使い、両方の死体が山のようにある
ローゼ「これをやったのはお前か?」
ローゼは、亡くなった者達を指差しながら質問する
タークスフリーゲ「あぁ!、そうだぜ!」
ローゼ「そうか、」
【空間】「エスパース」
ローゼはケルベロスを串刺しにした要領で、攻撃を仕掛ける
だが、
タークスフリーゲ「おっと!」
敵はそれをジャンプで避ける
ローゼ「チッ」
(こんなところで足止めを食らうわけには…)
(だが、こいつに背を向けるのは危険だな)
タークスフリーゲ「は笑、そっちがその気なら!」
【醜いアヒルの子】「ワート」
ローゼ「!」
(なんだ……私は何故こんな男に時間を使っている…)
(早くあれを…)
ローゼは目の前の男に背を向け、大木を処理しようとする
グサッ!
ローゼの腹部が、背中から貫かれる
タークスフリーゲ「おいおい、無視するなんてひでぇじゃねぇか」
「価値が無いからってよぉ」
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シャルム東部都市、ノリッジ
サードシンボル、フルギア・スマインニヒトの活躍により、状況は優勢である
フルギア「きりがないわね」
フルギアはケルベロスの供給を止めるため、大木に向かおうとする
ガギン!
フルギアは、背後から来た男の拳を剣で受け止める
【半分】「ニミス」
バキン
剣が真っ二つに折れる
フルギア【風】「ストーム」
フルギアはそれに動じず、風で男を吹き飛ばす
男は民家に激突するも、すぐに体勢をととのえる
「全く、このシオゼント様の手を煩わせるとは」
シオゼント「お嬢さん、今なら楽に殺してあげますよ」
フルギア「誰に言っている」
その声色には、怒気が含まれていた
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シャルム西部都市、バース
サードシンボル、セイ・アシンが街を防衛している
セイもケルベロスを倒しながら大木を目指す
大木の麓に付く、そこには、
死体の山の上に座る女性がいた
女性は鼻唄を歌っている
セイは女性と目が合う
フッペ【真実の口】「ルーハイ」
女性はそう呟く
フッぺ「私は何もしてないわ」
セイ「…信じられないな」
フッぺ「そう、残念」
セイ「!」
セイの頭に鋭い痛みがはしる
セイ(なんだ…何をされた)
フッぺ「私は何もしてないわ」
セイ(そんなわけが…)
(!)
痛みが更に強くなる
フッぺ「私は、」
セイ【氷】「アクア・グラース」
セイは魔法で攻撃し、一度身を隠す
フッぺ「まだ動けたんだ」
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シャルム中央都市、チェスター
サードシンボル、ヒエン・ゲンゼブが敵を蹂躙していた
ゲンゼブ「飽きてきたのぉ」
ゲンゼブは刺激を求めて、大木を目指す
そこへ、
【時間の矢】「カロロス」
何者かが魔力の矢を放つ
ゲンゼブはそれを剣で受け止める
すると、剣は錆び付き朽ち果てていった
「あーあー、そっちじゃないー」
ゲンゼブ「あなたは?」
「僕はリューブルム」
「おじさんよろしくね」
彼は笑顔で話す
ゲンゼブ(…子供のような話し方)
(じゃが見た目は…最低でも10代後半はある)
リューブルム「おじさんは、どれくらいもつかなぁ」
ゲンゼブ「?」
リューブルム「僕の遊び相手として」
リューブルムは高速で動き、距離を詰め切りかかる
ゲンゼブはそれを難なく躱す
ゲンゼブ「遊び相手は君のほうじゃよ」
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シャルム北部都市、ミンガム
サードシンボル、マグノーリエ・ラヴェンデルが他を圧倒している
マグノーリエ(過度な運動は、健康によろしくない)
(さっさと終わらせましょ)
マグノーリエは自分の美しさを気にしながら、大木を目指す
そこへ、
【石化】「ステイン」
魔力の光線が飛んでくる
マグノーリエはそれを回避する
光線が当たった場所は、石になっていた
ザック「なんだよ、お前も美しくしてやろうとしたのに」
マグノーリエ「はい?」
ザック「だがら、お前みたいな醜い奴は、俺が石にして美しくしてやろうって言ったんだよ」
マグノーリエ「…色々言いたいことはありますが…、まず、」
「美しさとは他人に強制するものではなく、自分を高めるものですよ」
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シャルム首都、ロンドニア
ディアス【影】「イスキオル」
セカンドシンボル、ディアス・メーリエが敵を蹂躙していた
ディアスは影を実体化し、大木を切断する
他の街のように、ケルベロス、及び魔法使いに襲撃されたが彼の相手にはならなかった
ディアス「腹減ったな、帰るか」
ディアスは家に帰ろうとするが、
「……」
レーヴェンとの約束を思い出す
ディアス「はぁ、、やるか」
彼は別の街の救援に向かうのだった
大木は街ごとにあります
1本の木を皆が目指している訳ではありません
分かりにくくて、申し訳ないです




