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13話 魔法戦

翌日の朝





ローゼ「皆も知ってると思うが来月の始めには魔法戦がある」

「そのトーナメント表が完成したから各自で確認しておくように」








魔法戦とは


年に1度開催される魔法使い同士の戦いの場である

勝負方法は1対1

学年ごとにトーナメントが行われ優勝を決める

結果は成績に反映される









ユウ「みんなー、トーナメント確認しに行こうー」


ファイン「いこういこう」


レイ「うん」


アベル「あぁ」




4人はトーナメント表を確認しに行く





ユウ「みんな、バラバラだねー笑」



レイ「ほんとに綺麗に分かれたね」



ファイン「確かに笑」

「もし対戦するとしたら準決勝からだな」



ユウ「私とレイ君、アベルとファイン君がそれぞれ準決勝で対戦だね」



レイ「勝ち残れたらね」



アベル「……」











そしてあっという間に1日が終わる












ユウとアベルの帰り道





アベル「じゃあな」


ユウ「うん、また明日ね」






ユウはアベルとわかれ2軒となりの自分の家に向かう






ユウ(今日のご飯はなにかなー)

ユウが呑気にそんなことを考えていると



?「ユウ・ホルテンズさん?」




ユウ「!」

「は はい!」

ユウは驚きながら後ろを振り返る




ユウ(あれ?、この人どこかで…)




?「突然申し訳ありません」

「私、ヴィンデ家で使用人をしているものです」





ユウ「あー!、お久しぶりです!」

ユウは軽く頭を下げる




使用人A「お久しぶりです」

使用人Aも頭を下げる




ユウ「どうされたんですか?」




使用人A「今、お時間大丈夫ですか?」



ユウ「大丈夫ですよ、良ければあがっていきますか?」

ユウは自分の家を指さしながらそう返事をかえす



使用人A「そんな!、大丈夫です」



ユウ「そうですか笑」



使用人A「あの、お聞きしたいことがありまして」



ユウ「はい!」



使用人A「アベル様についてなんですけど」



ユウ「え?、はい」



使用人A「学校では…どのような様子ですか?」



ユウ「様子ですか?」

「うーーん」

「普通だと思いますよ!」





使用人A「普通…ですか」




ユウ「はい!」




使用人A「それでは、あの…」

「魔法についてはどうですか?」







ユウ「魔法?、どういうことですか?」



使用人A「あぁ、すいません…」

「アベル様の魔法使いとしての力は、学校の中でどれくらいなんですか?」




ユウ「そうだなぁ」

「私は魔法の系統が違うので詳しくは分からないんですけど」

「昨日魔法の実技があったんですけど、アベルはクラスで2番目でした」



使用人A「クラスで2番目ですか…」

「学年ではどれくらいなんですか?」




ユウ「そこまではちょっと…、ごめんなさい」




使用人A「いえ、こちらこそすいません」

「差し支えなければユウさんの実技の結果を教えていただいてもいいですか?」



ユウ「私はアベルの1つ下でした笑」





使用人A 「そうなんですね…、教えていただきありがとうございます」








ここで使用人Aは黙りこんでしまう








ユウ「あの・・・・・・」

使用人A「あの!」




ユウ「!、はいっ!」




使用人A「アベル様はオルシュ様と、ある約束をしています」

「その約束を果たせるようユウさんに協力していただきたいんです!」

「お願いします!」

使用人は勢いよく頭を下げる




ユウ「えっ?」



使用人A「無理を言っているのは承知です!」

「それでも、お願いします!」




ユウ「あの…どういうことですか?」




使用人A「アベル様は魔法戦で優勝しないと学園を辞めるという約束をしています」















ユウ「えっ?」




使用人A「なので、アベル様が優勝できるように手を貸してほしいんです!」




ユウ「……」




使用人「ユウさんには決勝まで勝ち進んで最後にアベル様に勝ちを譲ってほしいんです!」













ユウ「?!」

ユウは困惑し言葉を発せずにいる







使用人B「あれ?、ユウ様お帰りなさいませ」

「何されてるんですか?」

ここでユウの家の使用人が2人に気づき声をかける






使用人A「ユウさん」

「どうかご一考の程、よろしくお願いします」

「それと、この事はどうか内密にお願いいたします」

「本日はお時間いただきありがとうございました」

「失礼いたします」


使用人Aは早口でそう言いながら頭を下げた後、家に帰っていった





ユウ「いや…、え?」












アベルの家



使用人C「お帰りなさいませ、アベル様」



アベル「ただいま」



使用人C「お食事とご入浴の用意はできております」



アベル「ありがとう」

「どちらもいつもの時間にいただくよ」



使用人C「かしこまりました」





アベルは階段を登り二階の自室に入る


荷物を床に置いたあと、椅子に腰かける



アベル「ふぅー」




「やるか」



アベルは魔法論の教科書を開き勉強を始めた











コンコン


ドアがノックされる






使用人「アベル様」




アベル「今行く」







アベルは自室から一階の広間に向かう







アベル「っ!」

「帰ってたのか」





オルシュ「久しぶりだな、アベル」







オルシュ・ヴィンデ 

アベルの父親 







オルシュは既に食事を終え席を立とうとしていた




オルシュ「…約束は忘れていないだろうな」




アベル(1月ぶりに会う息子に言う台詞がそれかよ)

アベルは呆れながらそんなことを考える






アベル「忘れるわけないだろ」




オルシュ「ならいい」

そう言い残しオルシュは自分の部屋に戻っていった




アベル「くそ…」





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