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ガラスの城 わたなべまさこ著

イギリスの下町にマリサとイサドラという双子の姉妹がいました。

姉のイサドラはその美貌と持ち前の社交的な性格からみんなの人気者でした。マリサは可愛らしく天使のように心やさしい少女でした。ボーイフレンドのデュークとも仲の良い関係を築いていました。しかし、デュークはイサドラに誘惑されてしまいます。


そんな日々のなか、二人の母が交通事故で亡くなってしまいます。母が死に間際、手文庫と言い残したのを聞いたイサドラは手文庫をあけ、そこにあったマリサの母が残した日記帳とペンダントから妹と思っていたマリサがストラスフォード城の伯爵令嬢だとしります。イサドラは日記帳にあったマリサの文字のあるページを破り、その日記帳とペンダントを証拠として伯爵令嬢としてストラスフォード城に引き取られます。また、マリサも伯爵の好意により城に引き取られます。


あるとき、城に火事がおこり、その時から、マリサはイサドラの召使いになります。そのまま、イサドラは伯爵令嬢として過していけるかと思われましたが。記憶が亡くしているマリサの母が二人の家庭教師として現れたことから、だんだん、イサドラの正体がバレそうになっていきます。そんなとき、イサドラの父かマリサの実父として城にやってきます。マリサはその男に引き取られていきます。実はその男はイサドラこそが実の娘と知っていました。イサドラからお金を引き出そうとマリサの父と名乗ってでたのでした。しかし、イサドラは警察に通報してしまいます。警察によって重傷を負った男でしたがマリサの優しさにうたれ、マリサに真実を打ち明けます。すべてを知ったマリサはイサドラに会いに行きますが城の秘密部屋に監禁されてしまいます。追い詰められたイサドラが頼ったのはツタンカーメンと名乗るテロリストでした。


この作品は何よりもイサドラが魅力的なことでしょう。悪魔のような少女であるイサドラですが、時に気が弱くなり「ママ、ママ」と今は亡き母にすがったりします。そんなイサドラも最後はマリサに詫びて死んでいきます。






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