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ガラスの仮面 美内すずえ著

昭和の頃から連載がはじまった漫画ファンなら知らぬ人はないというほどの漫画。通称「ガラカメ」


ですが、連載が止まって久しく、また、単行本も新刊が出ていません。連載されていて、単行本未収録の話もありますが、作者さんの、こだわりなのか、加筆、修正されることが多いですがようです。作者さんの年齢もあり、完結するんでしょうか。


ところで、昔、本屋さんで立ち読みした話で、ハミルさんと失明した亜弓さんがキャンプしてるような話を読んだ記憶があるのですが、単行本のどこにもそんな話載ってない???


さて、これからはあらすじを綴ります。


主人公 北島マヤ母が中華店の住み込み店員で。彼女もそこに住んでいます。彼女はとにかく芝居が好きで好きでたまらない少女です。一度見た芝居のセリフはすべて完璧に覚えるという特技を持っています。



ある日、マヤは往年の大女優月影千草にであいます。月影千草は撮影中にライトが落ちてきて、顔に大やけどをおい、女優生命を絶たれてしまったのです。紅天女の後継者を育てることが彼女の生きがいにもなっています。


後年、梅の谷で仮面をつけて可憐な演技を魅せた月影先生なのだから、女優を続けられたのではないかと思いますが。故、長谷川一夫さんが顔をナイフで切りつけられて、その後もメイクや映像の角度を工夫して、俳優を続けたことをおもえば、月影先生、女優続けられたんじゃ。




月影先生の生い立ちの話もありましたが、なぜかその話の中に歌子さんが出てきませんでした。歌子さんはかって、月影先生の内弟子だったはずなのですが。


月影先生の指導のもと、紅天女を目指すマヤ。そして、そのライバルである姫川亜弓。マヤちゃんより亜弓さんの方が好きというファンも多いようです。


マヤちゃんも恋をします。テレビドラマ「天の輝き」で共演した里見茂、ですが、乙部のりえの罠にはまり、役を降ろされてしまい、一度は芝居をやめようともしますが、亜弓さん主演の芝居で泥だんごを食べるというような無茶をして、再び、紅天女を目指します。


彼女は普段はどんくさい少女なのですが、芝居となると別人となります。どんくさいのに運動神経はいいという矛盾した設定があります。運動神経がよくないとパックのような動きはできないでしょう。そして、マヤちゃんは演技のためなら無茶もします。狼少女の役を掴むために山に一人で出かけたりとかね。危険だろ。周りもとめないし。


大都芸能の社長、速水真澄に惹かれていくマヤ。しかし、真澄さんにはお見合いで知り合った婚約者の鷹の宮志織がいます。ここ、真澄さん、結構、優柔不断です。結婚を承諾しながら、マヤに、惹かれてながら、志織さんにもいい顔してる。結構、最低だ。


アニメにも舞台にもテレビドラマにもなっていて、どれもこれもが見応えのあるものになっています。テレビドラマではマヤちゃんにお兄さんがいたりします。野際陽子さんの月影先生、いい味だしてました。





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