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空手バカ一代 梶原一騎 つのだじろう 影丸譲也
特攻で出撃する前に終戦を迎えた大山倍達は復員したものの人生に希望を見いだせずにいました。ヤクザの用心棒の様な事をして日々を過ごしていましたが、ある本を手にとったことから空手の道を歩くようになります。その本とは吉川英治の宮本武蔵でした。武蔵の生き方に感銘を受けた倍達は山にこもり、修業をはじめます。人恋しさを拭うべく、片方の眉毛を剃り落とし、笑います。
「バカだ。バカだ。空手のバカがいる」
山を降りた倍達はある大会に出場しますが、他の空手家からは野蛮な空手などという非難を受けました。また、彼は自分の中の野獣を慣らして人と戦う難しさを実感して、それは牛や熊へと戦いを挑み、牛を殺し、熊と引き分けると言うことをやってのけます。




