異世界交易路で料理店を?
初作品です!
これから少しずつ投稿していきます、生暖かい目で見守ってもらえると嬉しいです!
ここは異世界をまたいで交易をしている商人が店を構える、異世界間を繋ぐ交易路
ある商人の男はある世界のドワーフに作らせた両刃剣を別世界で戦争しているエルフ族に売るために検品を行なっている
別の商人グループはそれぞれが得意なものをバランスよく輸入・輸出させることで、需要と供給を一定数になるよう維持しながら商売を行っている
とある世界でアドバイザーとして商売をしていたやつが詐欺師として指名手配されて、その世界に出入りできなくなったという話はここでは日常茶飯事。
ここでは種族を問わず基本的には全員が規律をもって行動しようとしているためか、モノ・情報・カネが活発にやり取りされている。
そんな、人が集まる場所であれば必ず必要になるのが衣食住をはじめとしたインフラに関わる仕事。
この空間から出て仕事をするものもいれば、そんな奴らを相手に仕事をして、この場所をより良い物にしようと思っているうちの一人が私というわけだ。
私がここで始めたのは、いわゆる料理屋さん(居酒屋か定食屋か、はたまたレストランかは客の好きなように使ってもらっている)
この場所だと普通の食材から物語の中でしか聞かないような食材までなんでも揃うのが魅力的なところだ。たまに食材の特性がわからず大失敗もあるが・・・
そんな、趣味がこうじて始めた料理屋だがレシピも増やしながらなんとか楽しくやっていけてるから、もうあの社会人生活には戻りたくないなと思っている。