愛呪
私はただ、愛していたかった。愛されていたかった。それを、信じていたかった。月が毎夜形を変えるように、人も変わりゆくものであるということを、私は知らなかった。永遠などない。約束も、誓いも、祈りも、なんのあてにもならない。
私の知らないところで、君はまた変わっていく。だがもうどうでもいい。知らない。だって私には、何の関係もないのだから。
私の知らないところで、君はまた変わっていく。だがもうどうでもいい。知らない。だって私には、何の関係もないのだから。
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