表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【3章完結】自宅が最難関ダンジョンの隠し部屋になった件〜隠し部屋で最低限学んだスキルは、どうやら地上では強すぎるらしい〜  作者: もかの
第2章.万物を焼き尽くす翼

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/163

第84話.思わぬ助っ人

「……あー、分かったかもしれません」

「ん、何が?」

「アイツの特殊能力です」


 魔法による攻撃は盾によって防がれる。そのため、魔法への耐性はあのスライムほどあるわけではないだろう。


 続いて物理。スーザの──Sランクの攻撃をノーガードで食らったのだから、ほとんどの魔物は致命傷になる可能性が十分にあった。しかし、ゴブリンジェネラルは片膝をついただけ。ある程度のダメージは入ったとはいえ、かなりの硬さ。


 あのスライムの耐性の物理バージョンほどはないにしろ、かなりの耐性があるように伺える。


 そして、2回目のスーザの攻撃を受けても、片膝すらつかなかったこと。これは憶測だが、かなり確信に近いと思っている。


 ──HPが減ったら何かが起こる、どこぞやの主要ダンジョンのボスも同じような特性があったものだ。


(コイツの場合、HPが減るにつれ物理耐性が強くなるって言ったところだろ)


 この2人にとっては相性が最悪だった。


 たしかに遥斗は攻撃魔法を使える。が、スーザもそうというわけではない。もし同時に攻めたとしても、魔法を使う俺の方を盾で防ぎ、スーザの方は防ごうとしないだろう。HPが減っても物理耐性が強くなるだけだし、おそらくあと数回攻撃したらもう物理が効かなくなるだろう。


「──なるほど。つまり、万事休すってことだね」


 遥斗の特殊能力、という言葉だけで察したのだろう。遥斗と同じ思考に至ったようだ。


「剣聖に変わったところで、名前からして魔法は関係ないでしょ?」

「そうなんですよねぇ……」


 とにかく。3階層に辿り着く時点で2人以上は魔法を使えてないといけないので。


「戦略的撤退しますか」

「これに関しては逃げただけじゃない?」


 3階層の入り口までたどり着けば、地上まで転移することができる。ゴブリン程度なら倒せるので、帰るのは楽だろう。


 そう判断した2人は一目散にボス部屋の入り口まで走った。


「ガルムさん! 説明してる暇はないですけど、今回は撤退するのでついてきてください!」

「お、おう! なんかわからんが、そういうことらしいぞ妹ちゃん!」

「はーい!」


 入り口付近で待機していたガルムと紬もすぐに付いてきてくれる。



 ………………。



「ちょっと待てや」


 遥斗は足を止めた。


「……スーザさーん! ちょっと戻ってきてもらっていいですかー?」


 遥斗より一足先に駆け抜けていたスーザにも声をかける。


「……なんでいんの?」

「きちゃった☆」

「いやそうじゃなくて」

「てへっ♡」

「紬がいるなら勝てるかもですね」

「いや諦めんな?!」

「諦めてませんが?」

「いやどう考えても──」

「こんなかわいい妹に質問攻めするなんて兄失格だと思っただけです」

「ただのシスコンムーブだったー! というか、そこで甘やかすほうが兄失格なのでは?」

「紬、状況は分かるか?」

「見てたからね!」

「んじゃ、早速行くか」

「うんっ!」

「スーザさんはちょっと待っててください」

「はーい」

「そこで無視は自覚あんな?!」


 わーわー騒いでいる足手まt──ガルムは置いておき、ついにFランクパーティーが挑む。

ローファンタジー週間3位アリガットウ!

あと、ツイッターやってますのでよければ。

https://twitter.com/shinomiyamokano

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
▽▽▽1年振りの完全新作の長編ラブコメです!!! 面白いよ!!!!▽▽▽
同じ高校に通うことになったネッ友2人は、絶世の美少女でした〜高校で堂々と迫ってくるんだけど、周囲の目がヤバいのでやめてくれませんか!?〜
▽▽▽異世界ファンタジーの短編です! めっちゃ面白いです!!▽▽▽
パーティー全員クセ強なろう系主人公でも、ちゃんと冒険は成立するのか
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ