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【3章完結】自宅が最難関ダンジョンの隠し部屋になった件〜隠し部屋で最低限学んだスキルは、どうやら地上では強すぎるらしい〜  作者: もかの
第2章.万物を焼き尽くす翼

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第74話.臨時パーティー

 遥斗、スーザ、ガルムの3人はファストの前にいた。その周りではざわめきが起きていた。


「……これほんとにバレてねえよな?」

「さすがにバレないと思うけど……」

「……信じましょう」


 段々と人が集まってくる中、アフロの髪型をして黒のサングラスをかけているカオスな3人組がファストに入っていった。


「ふぅ……怪しさマックスだったけど、逆にバレなかったかな?」

「こんな格好をしてるのがまさか日本トップパーティーだなんて誰も思いませんって」


 周りに人の目がないことを確認してから3人は変装を解く。


「極秘情報の探索ってめんどくさすぎるだろ……」

「まぁまぁ、世界初のものなんだから我慢しようよ」


 スーザがガルムを宥める。


 なるべく人目を避けるために朝の9時に集まる約束をしていた。しかし、上級者の迷惑行為による炎上、ましてや日本最強パーティーの炎上(やらかし)は絶対に避けなければならなかったので、変装をして乗り込んだ。


 かえって注目を浴びたような気もするが、強靭な刃(タフ・ブレイド)だということがバレてなければ問題はない。


 そこから3人はサクサクと探索を進めつつ、各階層で特異種を3体討伐しながら、ファストの攻略を終える。もちろん、遥斗は既に亜空間収納(ディ・ボックス)から剣を取り出している。


『──ファストに出現する全特異種を3体以上討伐し、ファストを攻略する、を達成しました。条件を満たしたため、達成者3名を転移させます』


 すると例のごとくあの声が頭に響き、今度は3人で裏のファストに飛ばされた。


「すげぇ……マジであった……」

「ここが……遥斗くんでも苦戦したっていう……?」

「魔法効かないなんて思わないじゃないですか……」


 スーザとガルムは初めての『隠し──』系統なので、いろいろな感情が混ざり合っていることだろう。しかし、そんなことをさせてくれる時間はなかった。


 例の魔物、スライム・邪が現れた。

ローファンタジー日間11位ありがとうございます!

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▽▽▽1年振りの完全新作の長編ラブコメです!!! 面白いよ!!!!▽▽▽
同じ高校に通うことになったネッ友2人は、絶世の美少女でした〜高校で堂々と迫ってくるんだけど、周囲の目がヤバいのでやめてくれませんか!?〜
▽▽▽異世界ファンタジーの短編です! めっちゃ面白いです!!▽▽▽
パーティー全員クセ強なろう系主人公でも、ちゃんと冒険は成立するのか
+注意+

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