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【3章完結】自宅が最難関ダンジョンの隠し部屋になった件〜隠し部屋で最低限学んだスキルは、どうやら地上では強すぎるらしい〜  作者: もかの
第2章.万物を焼き尽くす翼

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第70話.隠し……

 光が収まり遥斗の目に映った光景はファスト1階層、そのものだった。


「……ん?」


 明らかに隠し部屋に行ける感じの声がしたが、何回瞬きしてもそこに映るのは1階層だった。そう混乱していると、またあの声が響く。


『条件の達成を確認したため、ファスト隠しダンジョン──裏のファストへ転移させていただきました。また、裏のファストへの転移ライセンスを獲得しました』


「ほう? 『裏のファスト』に『転移ライセンス』?」


 そう言われステータスを確認してみる。すると、称号の欄に”裏のファストへ踏み入りし者”が追加されていた。


 それをタップし、詳細を確認してみる。


 どうやらこれを獲得すると、以後ファストを攻略した際に特異種の討伐数に関係なく転移が可能になるようだ。地味だが非常に助かるものだ。


 そして、最大の疑問。『裏のファスト』とは何なのか。


「今までの傾向から行くと、お前に質問できるんだよな?」


『なんでしょう?』


「毎回思うけどなんで会話出来んだよ……。っと、それはいいとして。裏のファストってのはなんなんだ?」


『そうですね……分かりやすく言うと、【強化版ファスト】ですね』


「と言うと?」


『申し訳ございませんが、これ以上お答えする権限を持ち合わせておりませんので、ご自身で調査してください』


「いや権限全然与えられてねえなおい!」


『ただ、強化版なので十分に注意して攻略してください。敵との戦闘中でなければ、任意のタイミングで転移することが可能です』


「……ご親切にどうも」


 聞きたい事は全く関係なかったが、地味にありがたい情報を教えてくれる。


「ま、要は自分で確かめりゃいい話なんだろ? っと、早速魔物か!」


 遥斗から10mほど先にホログラムが集まってくる。そして一際強い光を放ち、それが収まって出てきたのは、ファスト1階層でお馴染みのスライムだった。


 ──黒のオーラを纏っている、という補足付きの。


「いや絶対やべえやつじゃん……何なの、あれ?」


『個体名、〈スライム・邪〉です』


「あ、まだいたんすね。ちなみにどういうやつか教えてもらっても?」


『申し訳ございませんが、これ以上お答えする権限を持ち合わせておりませんので、ご自身で調査してください』


「うんいやまぁ別に分かってたからいいけども」


 あまり役に立たない声はおいておき、裏のファストの魔物との戦闘の開始である。

いやごめん、これは言い訳させて?


昨日の深夜にもうセットしておいたのよ。エラーでセットされてなかったのよ。


……ごめんなさい!!!!!!

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