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【3章完結】自宅が最難関ダンジョンの隠し部屋になった件〜隠し部屋で最低限学んだスキルは、どうやら地上では強すぎるらしい〜  作者: もかの
第1章.空をも切り裂く角

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第46話.ストラ 5

 6人はすぐに構える。


「……スーザさん。黄金の角が生えたファイトブルって聞いたことあります?」

「いや、僕も初めてだね。多分特異種だと思うよ。ファイトブルの特異種となると、Aランクはあると思うけど……」


 そう話していると、ファイトブルはこちらに突進してくる。速さは普通のものと変わらないため、500mも離れていると簡単に避けられる。


 その際、5人は横に飛んで避けるが、スーザはファイトブルよりも高くジャンプする。そしてファイトブルが下を通りかかった瞬間、剣を振り降ろす。


「はぁ! ッ!」


 が、ファイトブルに届く前に見えないなにかに弾かれる。6人は何が起こったか理解できなかった。


 ──否。何が起こったかは理解できたが、そうだからこそ理解できないのだ。


「結界、ですね……」

「うん、あの弾かれ方は明らかに結界だ。でも原則として結界は動かすことができないはずなんだけど……」

「……なるほど、つまりあいつが持ってる角はそういうことなのか」


 特異種のファイトブル。あいつに生えている黄金の角で魔法を唱えられるのだ。そして、その発動させた魔法は角に合わせて移動すると来た。

 そして、結界魔法もそれ単体で厄介。結界の強度より低い攻撃の場合、一切ダメージが入らないのだ。


 だがそれはいい。要は結界より強い一撃を放てばいいだけの話だからだ。


「遥斗くん、ちょっといいかい?」

「なんですか?」

「ここらで1回ちゃんと強いってとこを君たちに証明しようと思ってね」

「え、マジすか? 相手は特異種なんで、人数が多いに越したことはないですよ」

「んま、まかせとけって! 俺だって一応Aランクなんだからな!」

「よーし! このあたりで一発かましてやろうじゃないの!」

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