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【3章完結】自宅が最難関ダンジョンの隠し部屋になった件〜隠し部屋で最低限学んだスキルは、どうやら地上では強すぎるらしい〜  作者: もかの
第1章.空をも切り裂く角

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第31話.巨体の男

 午前8時。長旅の疲れもかなり癒えてきた遥斗は、紬を起こさないように朝食を買いに行こうと部屋を出る。すると、いた。


 巨体の男が腕を組み、視線を下に向けながら、壁に寄りかかっていた。扉が開いたことに気づいた男は顔を上げる。当然、目が合う。


「「……」」


 遥斗は寝起きの頭を全力で働かせているための無言だが、巨体の男──ガルムはニコッと歯を見せて笑いながらの無言だ。


 巨体の笑顔を見て頭が冴えてきた遥斗は、同じく満面の笑みを浮かべる。


 そして、体を90度右に向けて歩き出す。見なかったことにした。明らかに面倒なことになりそうだったからだ。


 もちろん、それをガルムが見送るわけもなく、遥斗の肩に手を置く。


 自分の体がびくとも動かなくなった遥斗は、後ろを振り向きまた満面の笑みを向ける。ガルムもそれに笑みを返す。



 ──遥斗は”アストラル隠し部屋に踏み入りし者”の恩恵を受けた534レベルの筋力値が許す限りの力をすべて使い突破しようとする。



 勝算はあった。肩を掴まれた瞬間、ほんの少しだけギアを上げてみたところ、かすかにだが動けたからだ。


 遥斗が全力を出したところ、大分楽に前へ動くことができた。



 ──だが、ガルムが常時発動している特殊スキルもまだ全力ではなかった。遥斗の異変に気づいたガルムはすぐにスキルの出力を上げる。



 またしても動けなくなった遥斗は、肩をガックリと落とし全身から力を抜いていく。


 そして、もう一度ガルムを見てニコっと笑う。


「おはようございます、ガルムさん! どうしたんですか?」

「いやなかったことにはできねえからな?!」

「まぁまぁ、それは一旦置いておきまして。本当にどうしたんですか? こんな朝っぱらから」

「俺らのパーティーのストラ攻略を始める日程が決まったんだが、それまでの1週間くらいが暇なんだよ」


 遥斗の嫌な予感は見事に的中していた。


「今日このあと、一緒にダンジョン行こうぜ!」

本日、異世界恋愛の短編を投稿しました。


題名は、


『恋する』って、なんですか? 〜感情をなくした王女サマと幼馴染イケメン貴族サマが送る余命1週間の恋物語〜


です!


↓にスクロールしましたらリンクがありますので、是非! あまあまです……!

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▽▽▽1年振りの完全新作の長編ラブコメです!!! 面白いよ!!!!▽▽▽
同じ高校に通うことになったネッ友2人は、絶世の美少女でした〜高校で堂々と迫ってくるんだけど、周囲の目がヤバいのでやめてくれませんか!?〜
▽▽▽異世界ファンタジーの短編です! めっちゃ面白いです!!▽▽▽
パーティー全員クセ強なろう系主人公でも、ちゃんと冒険は成立するのか
+注意+

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