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【3章完結】自宅が最難関ダンジョンの隠し部屋になった件〜隠し部屋で最低限学んだスキルは、どうやら地上では強すぎるらしい〜  作者: もかの
プロローグ

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第10話.都心部

 ある程度ダンジョンから離れ、周りに人がいないことを確認していると、透明化(クレアン)が解除された。


 そこから2人は、遥斗の仕事場があった都心部に向かう。






     ☆






 ──今の都心部を一言で表すなら、《《壊滅》》が正しいと都心につく前は考えていた。


 本来この場所は高層ビルが立ち並ぶ都市だった。


 だからこそ、そんな都市にあの大地震が起こればどうなるか。想像するのは簡単である。


 だが、実際に都市が見えてくると、遥斗の想像とは違かった。


 たしかに遥斗の職場の高層ビルも全て崩れ去っていた。しかし、何故か一軒家やアパート、そしてマンションは無事──というより《《無傷》》だった。


 やはりこれもダンジョンを作った誰かの意思なのだろう。高層ビルはどうしようもないが、一軒家などは崩れないように細工したのだろう。


(いやマンションは無理だろ)


 遥斗が冷静なツッコミを思い浮かべる。


 さらに遥斗はあのことを思い出す。《《なぜか早く仕事が終わったこと》》だ。


(まさかとは思うが、あれも意図されてのことだったのか……?)


 その考えに至った遥斗は──思考をやめた。考えても無駄だと悟った。


「なんか思ってた感じと全然違うけど、とりあえず街に入ってみるか」

「うん!」






      ☆






 街に行くと聞こえてくる話は、大地震についてと高層ビルの崩壊だけだった。


 アストラルができた場所はここから少し進まないと見えない位置にあり、まだどういうものか何も分かっていないため、政府が発表していないから人々はダンジョンを知らないのだろう。


 ここから察するに、今遥斗たちが取るべき行動は。


「地上で進展があるまで、隠し部屋にいるか」

「わたしもそれでいいと思うな!」

『サラもこれ以上地上で得られるものはないので良いと思いますよ!』


 ということで、地上に出て数十分。2人はダンジョンに引き返すことにした。

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