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二十六から三十
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金利問う 総理大臣 左翼抜く 予算強いたり 有象と稟議
きんりとう そうりだいじん さよくぬ(く よさんしいたり うぞうとりんぎ)
27
覚悟出来 リタイアしたし ドブ川か ふとした試合 他力で漕ぐか
かくごでき りたいあしたし どぶがわ(か ふとしたしあい たりきでこぐか)
28
厳しくも 桃の初花 満つる春 罪な初端の 腿も櫛引き
きびしくも もものはつはな みつるは(る つみなはつはの もももくしびき)
※ 櫛引・仕上げ(くしびき:しあげ) 左官仕事で、漆喰などを鏝で下塗り・上塗りとした後で、完全に乾く前に歯型のついた櫛目鏝で筋目を入れた仕上げのこと。櫛目仕上げともいう。
※ 百も籤引き(もももくじびき)
29
晴れな夜の 右手に闇の 光借り 華美の宮にて 君の世なれば
はれなよの みぎてにやみの ひかりか(り かびのみやにて きみのよなれば)
30
貼る弓に 床身の母の 際の背の 萩の葉々のみ 古都に見ゆるは
はるゆみに とこみのははの きはのせ(の はぎのはばのみ ことにみゆるは)




