天才美少女錬金術師の末路 第一章「お金が儲かる錬金術師!」その1
※この話はユカリの親愛度によって結末が変わります、本編では見れないエンディングは【スペシャルエンディング】と記すのでのんびり閲覧してください。
錬金術師との軌跡、それはとある少女との出会により紡ぎ出された轍、彼女が忘却した母を超える為に世間に通じる天才錬金術師の夢は叶うのか。
お母さん、アタシね新しい友達出来たんだ。日記だと誰にも伝わらないけど許してネ!
仲間募集で偶然知り合ったスイカズラ冒険者はとても居心地が良くてリーダーは年下なのに明るくて活気のある新人みたいでもう一人はちょっと怖いかな、でもおっぱい大きくてエロがムンムン!
二人共知り合いじゃないみたいらしいけどどうやって知り合ったのか聞いたら言葉を濁らせた話だったからきっと壮絶な出会いなんだよね!
アタシはとある事故で亡くなった母親に日記を書き終えると早速新たな仲間の元に向かう。
今日は酒場で爆睡したけど今はリーダーの家で寝泊まりしてる。ボロいし安っぽいしほぼ何もないけど寝れるスペースと錬金術が出来るスペースを確保してくれたので文句は言わないようにしてる。
「牢屋みたいな家だね」
でも思ってたことは結構口に出ちゃう☆
「そう?寧ろ快適じゃない?」
「家がない人よりマシね」
ユイさんの視線がきつい!アタシだって家くらいあるし!?
「そもそもキリちゃんのお家って?」
「元々は近未来区にいたけど分け合って今は宿かな?」
「お金は?」
「借金だよ?」
「は?」
「ユカリちゃん・・・一生のお願いなんだけど・・・」
そう、アタシは見たくない現実を見つめる時が来た。
毎日借金して風船のように膨れ上がったから夜逃げしたのに取り立て屋の催促状がユカリちゃんの家を出る時にドアに挟まっていたので正直に話すことにした。
金が無いから助けて欲しい、ついでに錬金術の素材が欲しいから金くれと。
「よっし、キリちゃんをエッチな下着着けさせて金稼いでもらおうかな」
「見世物小屋なら作れるわ」
二人は非常にも私を辱める気だ!女の子はデリケートなんだぞ!?
私は二人を説得するも売り飛ばすことしかしない、悪女だ悪女。
金が欲しいだけなのに・・・よく人の物とか公共私物とか拝借して金にしてるだけなのに。
「こうなったら二人に錬金術を見せて考え直してもらうよ!」
私は颯爽と錬金台を持って来て錬金術調合キットをテーブルに置いた。
「ユカリちゃん!」
「ふえ!?な、なに?」
「お金貸して!」
「・・・キリちゃんを錬金台の素材に使ってもいい?」