「ドスケベ元院長」 その2
「むーー!」
戯れが終わったのか急に真面目になったアヤさんはスケベな事をせず私の感染症検査をしているとノア先輩が背中をポカポカ殴っている。
「ごめんて、あの状態のアヤさんは止められないの」
「それでも私は被害者です、ユカリちゃんの身体を沢山触れたいです」
完全に鬱憤というか恨みだよね?私は謝りつつも椅子に座りながらアヤさんを見ると何故か神妙な表情を浮かべる。
「どうしたの?」
私はアヤさんの前に立つとセーターなのにほぼ上から見ると丸見えなモノに赤面する。
布面先少なすぎない?背中なんて下をよく見ると尻が見えるしノア先輩もヤバいけどアヤさんはもっと酷い。
「いえ、検査結果は何故か感染濃度0%だったわ」
アヤさんの言葉にむっとしていたノア先輩が反応する。
「おかしいですね、スラム街の奥は瘴気で満ちて光星の難題の一つとして挙げられるのにユカリちゃんは感染してないって・・・」
「もしかしてあそこはスラム街奥じゃないとか?」
「いいえ、御二方が倒れていたのは間違いなく奥です、深奥とまでは言いませんが確実に何時間も吸ってるでしょうから何かしら患ってる筈」
そう言ってノア先輩は私の身体に触れる。
「触れたら駄目なんじゃない?」
「ユカリちゃんが感染してないなら問題ありません」
「絶対間違ってるよ!?」
ノア先輩は隅々まで調べてもらうと結果は白だった。
「もしかしてユカリちゃんは感染に耐性があるとか?」
「数発年前は感染したけどね?」
「病気に抵抗があるとか?」
「この前風引いたよ?」
「「??」」
訳の分からない私の体質に二人は頭を悩ませる。そしてよく分からずまま時間だけが過ぎて行った。
「取り敢えずはユカリちゃんは一ヶ月、ユイちゃんは本当なら半年は寝てもらいたいけど無理よね?」
夕方になるとユイさんは包帯を外して片目だけ開けないらしい。
銃で撃たれたから治るのは半年後らしい。
「ユイちゃんの感染症も驚くぐらい回復してるから一週間で治るわ」
「げほ、ごほ、ユカリちゃんが、げほ、感染症を直してくれたのか・・・ごほ、助かったわ」
そんな効力無いと思うけどユイさんが無事で良かった。
「その代わり二ヶ月は寝てないと駄目よ?」
アヤさんは薬と書類を渡すとユイさんは渋々受け取った。
「さてと、女の子同士なんだし今から大○交でもしない?」
「「しません!!!!」」
アヤさんは突拍子もなくエッチな事を言うと満場一致で拒絶した。
その後院長や看護師さんから掟を破ったことがバレて私とノア先輩が全力で謝罪をすることになった。




