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幻影道R 第八巻   作者: SAKI
43/79

エミちゃんの超マジヤバの羽ばたいている的な素敵なシャイニングデイズ☆「可愛い服は正義、お洒落も正義!」その4

「ゆかりんゆかりんゆかりんゆかりん!アタシちゃんと謝ったし素材費も格安にして貰えるように契約結べた〜!!これで少しはこの街も良くなるよネ!!」


 頭撫で撫でお願いします!と黄色い声を上げながらせがむと今度は快く撫でてくれた☆


「でも契約した人の利益は?」


「宣伝効果に期待大!って言ったらアタシの顔を立てて渋々承諾したよ!」


「だ、大丈夫なのかな・・・?」


「来週に期待するっきゃねぇ!ゆかりんゆかりん、因みにアタシが紹介したから次の月だけ収益を少し貰える契約までしたぜ!」   


「意外とちゃっかりしてるね!?」


「アタシも成長すんのよ!ってなわけでゆかりんさ、少し暇だからデートしね?」


「デート??買い物じゃなくて?」


 「デートはデートっしょ?もしかして暇ちゃんじゃないとか?」


「ううん?私の依頼はもう終わってるから大丈夫だよ?」


「よし!ならデートしよ!」


 戸惑うゆかりんを置いてけれぼりにしながらアタシはラブラブデートすることにした。


☆★☆★ 商業区


「デート映えしない建物ばっかりだね」 

 

「あくまで商業区だからね、エミちゃんはここに長居したことある?」


「ううん?最近きたばっかだよ?」 


「それなら私がオススメすると店に行かない?」


「よっしゃ、任せたよ!」


 アタシとゆかりんは腕を組みならゆかりんが言うオススメのデート場所に行くことにした。


☆★☆★ ジュース屋? 


 普通に小綺麗な店内にゆかりんはアタシに緑色の液体に黒いブツブツが入ったものをジョッキ一杯に注がれながら渡してきた。


 見た目で分かるやばいやつだって!!?


「精力つける為にどうぞ!」


 バッと颯爽と意気揚々と渡してきた。どう見てもそのへんのヘドロを集めたような液体にアタシの脳内は警報がバチクソ鳴ってる。


「ゆかりん先飲んでよ」 


「わ、私っ!?あ、あはは!エミちゃんの為に買ったんだから遠慮するよ」


「マズイって事だよネ!?ムリムリ!!」


「大丈夫だから!味は・・

だけど・・・・・・うん!!」


「妙な合間空くのは確信犯じゃん!!ちょ、待って!!っっっっ〜〜〜〜〜〜!!!!!」


 ゆかりんはアタシの口の中に無理矢理流し込み振り解こうに逃さないと言わんばかりに最後まで飲まされた、


 味はゲロマズで口の中がジャリジャリしてて少しのぬめぬめと辛さで絶妙にマズかった。

 

 ゆかりんの弄り倒しながら吐かせるとあれはどうやれ【太ガエル】をペースト状にして香辛料に似たスープに入れて作った飲み物らしい、好きな人は好きらしいけどアタシは駄目だった。


 そのせいかカエルも嫌いになったしゆかりんに恨みを持った。


 次はちゃんとした雰囲気ある場所でデートしたいな。



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